■トイレ以外の場所でする | |
●原因 | |
トイレで排泄することを覚えていない子犬ならば仕方のないことです。学習すれば失敗しなくなるので、根気よくトレーニングしましょう。いつまでたっても覚えない、一度覚えたのにそそうをするという場合は、トイレの場所が気に入らない、トイレの場所やトイレシーツを変えたためなどの原因が考えられます。 ●対処法 犬はもともと一ヶ所で排泄をする習慣がないので、トイレを覚えるのには時間がかかります。子犬はタイミングを見計らってトイレに誘導し、習慣づけるようにしましょう。目を離すときはケージに入れるなどして失敗させない環境を整えることも大切。トイレの場所などに原因がある場合は可能ならば改善し、無理ならトレーニングをやりなおしましょう。失敗を叱ると排泄行為自体をいけないことだと勘違いしてしまうので要注意。 ●トイレに失敗したときは ・大げさに反応するとかまってもらえたと喜ぶこともあるので無反応を貫きます。子犬なら練習中だと割り切ってください。 ・処理は、何も言わず無反応のまま、すみやかに犬をケージに入れます。あわてたり、叱ったりしてはいけません。 ・ケージにカバーをかけ、犬から見られないようにしてから、無言のまま排泄物を片付けます。 ・片づけが終わったら、犬をケージから出します。何事もなかったかのように振るまってください。 いずれにしてもトイレのしつけは時間がかかりますので、我慢して覚えるまで根気よく教えることが不可欠です。決して叱ったりしてはいけないということを肝に銘じてしつけをしてください。 |
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■留守番中に吠える | |
●原因 いつも飼い主や家族の誰かが家にいる環境で育った犬の場合、孤独でいることに慣れていないため、留守番中に不安や寂しさを感じて吠えてしまいます。家族と離れていられるよう少しずつ練習しましょう。留守番中にパニック状態なる犬は「分離不安症」の可能性が考えられるので、獣医師に相談してください。 ●対処法 まず犬が安心して過ごせる環境(ハウス)をつくり、中にガムやおもちゃなど遊べるものを入れます。祖間中に入れて飼い主が別の部屋に行き、数分間犬をひとりにしてみましょう。最初は5分程度から始め、徐々に離れる時間を長くします。犬をハウスに入れる前にたっぷり遊ばせると、肉体的にも精神的にもリラックスできて効果的です。家の中でひとりでいることに慣れたら留守番に挑戦します。まずは短い時間からスタートし、徐々に時間を延ばしましょう。 ●ポイント 広い部屋にひとりで置かれると不安が助長されるので、留守番中は犬をハウスに入れましょう。おもちゃやガムを与え退屈させない工夫も必要です。 |
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■散歩 | |
■リードを引っ張る ●原因 散歩は犬にとって貴重な体力発散の場です。超小型犬以外は人間のスピードに合わせて短時間歩くだけでは満足できず、エネルギーを発散させたがっています。しかも外の世界はほかの犬のオシッコのにおいなど様々な情報に満ちているため、あちこちに行きたがるのです。 ●対処法 散歩は飼い主について歩かせるのが基本。リードを短く持ち、飼い主の横について歩くトレーニングをしましょう。犬が疲れているときに練習するのが効果的。その犬の運動量に合わせ散歩にボール遊びや走りなどを交えるなどして十分にエネルギーを発散させることも必要です。 ■他の犬を怖がる |
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■食事 | |
■食事のときにうなる | |
●原因 人に対してうなるのは、食べ物をとられまいとして威嚇しているため。飼い主や家族に対して優位に感じていることの表れで、食べ物は自分のものだと主張しているのです。とてもおなかが空いていて食事の邪魔をされたくないときにうなったり、吠えたりすることもあります。 ●対処法 食事はリーダーである飼い主から分け与えるものだと理解させ、人がそばにいても大丈夫だと教えましょう。食事は全部一度に与えず、食器に少量のフードを入れ、食べ終わったらまたフードを入れるという具合に与えます。ドライフードなら一粒づつ手で与えてもOK。 |
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■家族の食事を欲しがる | |
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