ロングヘアード・ワイマラナー特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より(  最終更新 2011年12月31日 (土) 11:11   )

 

ロングヘアード・ワイマラナー(英:Long-haired Weimaraner)とは、ドイツ原産のポインター犬種である。日本でも有名なワイマラナーの長毛版犬種である。

 

歴史 :

 

本種が犬種として認知され始めたのはごく最近のことであるが、もともとはワイマラナーが生まれた19世紀ごろから存在していた。しかし、ワイマラナーのブリーダーは冷酷ともいえるほどに徹底した犬質の管理を行っていて、ロングヘアのワイマラナーは生まれるとすぐに殺処分されていたのである。しかし、ワイマラナーがアメリカ合衆国へ渡って広まった際、密かにロングヘアの仔犬を集めて保護し、ブリーディングを行う人がいた。その人は本種の美しさに見とれ、本種を独立した犬種として品種化する事を決めて更なる交配を重ねていった。ところが、伝統的なワイマラナーのブリーダーはロングヘア種の品種化を認めず、厳しく非難されたためFCIへの登録申請も行えなかった。しかし、ロングヘア種のブリーダーはめげずに本種の良さを世間に広め、ロングヘア種だけでなく通常のワイマラナーの良いところも伝えていった。それによって次第に本種はワイマラナーの愛好家にも認可されるようになっていき、ロングヘア種の愛好家も劇的に増加した。

現在ロングヘア種は幾つかのケネルクラブに公認されるようになったが、ドイツケネルクラブやアメリカンケネルクラブなどからは公認を受けていない。FCIにもとうとう公認されたものの、ワイマラナーと犬種番号を共有され、変種として見られていて独立した犬種として認知されていない。独立した犬種として認知してもらえるよう、ロングヘア種の愛好家はFCIに働きかけている。尚、日本においてもロングヘア種は飼育されているが、その頭数は他犬種に比べ圧倒的に少ないといわれている。

特徴 :

 

容姿はワイマラナーに似るが、より細身で体は美しいロングコートに覆われている。垂れ耳・サーベル形の垂れ尾にも飾り毛がある。毛色はワイマラナー特有のグレー・ゴーストで、灰色の毛並みは光が反射すると銀色に輝く。このコートは夏期には日焼けにより茶色くなりやすいが、冬期になると再び銀色の輝きを取り戻す。ボディは引き締まっていて、脚が長い。マズルは先細りで、目は小さい。体高57〜70cm、体重27〜30kgの大型犬で、性格は友好的で忠実、勇敢である。普通のワイマラナーと同じく、股関節形成不全症や血友病、逆まつげになりやすい傾向がある。訓練しやすく状況判断力も富むが、運動量は多い。