投稿者「arimura」のアーカイブ

スタンダード・シュナウザー特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


 

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より(最終更新 2011年7月1日 (金) 18:02

スタンダード・シュナウザー(英:Standard Schnauzer)とは、ドイツ原産のピンシャー犬種である。もとから存在していたオリジナルのシュナウザーであったため、単にシュナウザーと呼ばれることもある。犬種名の「シュナウザー」はシュナウツァーと表記されることもある。ワーキングドッグ時代の旧称はワイアーヘアード・ピンシャー(Wire-haired Pincher)。
目次  [非表示]
1 歴史
2 特徴
3 参考文献
4 関連項目
歴史 :

およそ14世紀ごろに作出された犬種で、ワイアーコートのピンシャー犬種から作出された。同国原産のジャーマン・ピンシャーは兄弟に当たる。もとはネズミの駆除を専門に行っていたが、牛を市場まで連れて行く牧牛犬として使われていたり、新鮮なミルクや牧草を積んだ荷車を引いたり、農場の番犬としても使われるようになった。
本種が世界的に有名になったのは1879年のことで、この年本種は初めてドッグショーに出場し、変わった容姿が注目された。このときの本種の犬種名はワイアーヘアード・ピンシャーであったが、ドッグショーに出場した個体のペットネームが「シュナウザー」であったことからその名で広く知られるようになり、いつしか犬種名として定着していった。翌1880年に犬種クラブが発足し、それ以来高い人気を保ってきた。
その後、これを小型化してミニチュア・シュナウザーが、大きくしてジャイアント・シュナウザーが作出された。本種はいまだ世界的には人気が高い犬種ではあるが、これらの子孫の人気に圧倒されて現在はあまり目立った人気が出ていない。今は実用犬として飼われているものよりもペットやショードッグとして飼われているもののほうが多い。日本でもあまり多くは飼われていないが、愛好家は多く国内でもブリーディング・販売が行われている。2009年度の国内登録頭数順位は134位中115位であった。
特徴 :

独特の口髭、顎鬚、眉毛が生えた仙人のような顔つきが印象的である。まさに、シュナウザー(顎鬚)という名にふさわしい犬種である。コートはラフコートで、死毛を指や専用のナイフで引き抜く「プラッキング」という特殊なトリミングを行うことで毛質が硬くなる。毛色はグリズル、ソルト・アンド・ペッパー、ブラック。脚と首は長く、体は筋肉質で引き締まっている。耳はボタン耳、尾は長い垂れ尾だが、耳は断耳して立たせ、尾は短く断尾することもある。体高は雄47〜50cm、雌44〜47cmで体重は雌雄共に23〜25kgの中型犬で、性格は家族に対しては忠実で優しいが、プライドが高く警戒心が強い。落ち着きがありしつけもしやすいが、見知らぬ人には中々なじまないが、主人か心を許しているのならば寄ってくる。状況判断力に富み、来客の良し悪しを見抜くのも得意である。ただし、他の多くの犬種と同様に、主人に知らせるためにどの客が来ても吠える。吠え声は良い客と悪い客とでは異なるという。かかりやすい病気はコートが目に入って起こる眼疾患などがある。

スタッフォードシャー・ブル・テリア特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より( 最終更新 2011年9月30日 (金) 06:11 )

スタッフォードシャー・ブル・テリアはイギリス原産の犬種である。
ブルテリア、アメリカン・ピット・ブル・テリア、アメリカン・スタッフォードシャー・テリア、アイリッシュ・スタッフォードシャー・ブル・テリアとは近縁ではあるが別犬種である(後述)。

歴史 :

19世紀のイギリスで牛いじめ(ブル・バイティング)や熊いじめ(ベア・バイティング)と呼ばれる犬と熊や牛を戦わせる人気のスポーツ用に改良されて作られた。その名の通り、ブルドッグ(オールド・イングリッシュ・ブルドッグ)と数種類のテリア、スムース・フォックス・テリア、ホワイト・イングリッシュ・テリア等を交配し生み出された犬種で、かつては他種のブル・アンド・テリアと区別せずにその名で呼ばれていた。その他の呼称として、ピット・ドッグ、スタッフォードシャー・テリア、パッチド・ブルなどとも呼ばれていた。愛好家は非常に多く、闘犬としてだけでなく番犬としても飼育されていた。
スタッフォードシャー・ブル・テリアは1870年代に海を渡ってアメリカ合衆国へ輸出され、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの基礎も築いた。尚、それがショードッグとして転身する際に愛好家の間で摩擦が起き、闘犬として使い続けるように要望し、結果分離独立して誕生した犬種がアメリカン・ピット・ブル・テリアである。アイリッシュ・スタッフォードシャー・ブル・テリアはごく近年作出された犬種で、スタッフォードシャー・ブル・テリアが闘犬として使われる以前に持っていた「本来の姿」を取り戻すという目的で生み出された。ブル・テリアはもともと同名異種の別犬種であったが、ペット用に改良する際に本種の血が加えられた。
少し戻って1835年、イギリス政府の厳令により闘犬が廃止され、同時にKC(UK)に登録された。以後も一部の犬は違法なギャンブル闘犬として使われ続けたが、1920年代前半になると完全に闘犬から足を洗い、ペット及びショードッグとしてのみ使えるようにマンチェスター・テリアが交配され、体型が軽量化および性格面などの改良が行われ、徐々に攻撃的な気性が押さえられていった。改良は成功し、その結果ペット犬としてイギリスで広く飼育されるようになり、イギリス国内では違法な闘犬として使われることもほとんど無くなった。
イギリスでは常に登録数ベスト5に入る大人気犬種となっている。オーストラリア、ニュージーランドにも多く飼育される。
現在は世界中でペットやショードッグとして安定した人気を保っているが、日本ではあまり多く飼育されていない。とはいえ、毎年国内登録があり、常に登録頭数順位も高い。2009年度も国内登録が行われている(下の表を参考)。

がっしりした骨太で筋肉質の体つきをしている。マズルは太く短く、アゴの力は強靭である。額には少ししわが寄っていて、耳は半立ち耳。脚は太く長く、尾は飾り毛のない垂れ尾。コートはショートコートで、毛色はホワイト・アンド・ブリンドルやブリンドル、レッド、フォーン、フォーン・アンド・ブリンドルなどさまざまである。体高35~40cm、体重11~17kgの中型犬で、性格は無邪気で陽気で且つ人懐こい。然し、元闘犬のため興奮しやすく攻撃的な面も残っているので、 しっかりとした訓練がないと飼育は難しい。運動量は多めで、活発に走り回ることが大好きである。
サイズ :
体高:14〜16インチ(35.56〜40.64cm)
体重:24〜38ポンド(10.88〜17.23kg)
毛色 :
レッド、フォーン、ブリンドル、ブラック、ブルー、ブラック&タン、レバー、及びそれらの色に白が加わったもの、ホワイト。レバーとブラック&タンは好ましくない。
レッド
茶褐色、または茶色の毛色の総称。
フォーン
淡褐色。個体により色の濃淡に幅がある。
ブラック
黒。
ブリンドル
黒褐色にそれより明るい褐色が混じった毛色、またはそれらの総称。個体によりブラックブリンドル、フォーンブリンドル、タイガーブリンドルなどと明記されるが、定義は明確ではない。
ブルー
青みがかったグレー。
パイド
上記の色と白の組み合わせ。
ブラック&タン
黒地に目の上や頬、足先、胸に黄褐色のマーキングがある。好ましくないとされる。
レバー
透明感のある赤い毛色に、ダッドリーノーズと呼ばれるピンク色の鼻と眼瞼を持つ。目は金色。好ましくないとされる。
疾患 :

スタッフォードシャー・ブル・テリアに認められる疾患として、口蓋裂・口唇裂や白内障、緑内障、悪性腫瘍、関節炎、関節形成不全が挙げられる。
遺伝子検査、レントゲン診断で以下の疾患の有無が分かり、発症した犬またはキャリアの犬を繁殖しないことで確実に疾患を持った犬が減らせるため、繁殖前の健康診断・遺伝子検査が推奨される。
ED : Elbow Displasia – 肘関節異形成症
HD : Hip Dysplasia – 股関節形成不全
PL : Patella Luxation – 膝蓋骨脱臼、パテラ
L-2-HGA : L-2-hydroxyglutaric aciduria – 先天性脳神経症
HC : Hereditary Cataract – 遺伝性白内障

スコティッシュ・テリア特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より( 最終更新 2011年10月20日 (木) 08:46 )

スコティッシュ・テリアはスコットランド原産のテリア犬。特有の性格、ブラックの毛色、および典型的なテリア・キャラクタで知られ、愛称はスコッティ。アバディーン・テリアという別名もある。スコットランド原産の5種類のテリア犬のひとつ(他はスカイ・テリア、ケアーン・テリア、ダンディ・ディンモント・テリア、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア)。19世紀にダンバートン伯ジョージが名付けた「最後まで抵抗する頑固者(diehard)」というニックネームもある[1]。

説明 :

外観 :
体格 – 筋肉質、丸い胸、コビー型
体重 – 8-10kg
体高 – 25-28cm
被毛 – ダブルコート、アンダーコートは密で柔らかい、オーバーコートは密で粗い
毛色 – ブラック、ウィートン、暗色のブリンドル
頭部 – 体格に比べ長め、明確なストップ、彫りが深い
歯 – シザーズ・バイト
眼 – アーモンド型、ダークブラウンかほぼブラック、落ちくぼんでいる、鋭敏で知性を表す
耳 – 適度な長さ、尖った立ち耳
尾 – 体格に見合った適度な長さ、立尾
脚 – 適度な大きさ、筋肉質
寿命 – 11-13年
小型犬であるが、弾力にとんだ筋肉質の体格。あご、まゆ、脚、腹は長くトリムされ(伝統的なトリムだと腹は地面をこする程度の長さ)、頭部、耳、尾、背は短くトリムされるのが一般的[2]。

ウィートンのカラーバリエーション
被毛色はブラック、暗色が多く、ウィートン、ブリンドルなどの毛色もときおり見られるが、一般的な色でないからといってソフトコーテッド・ウィートン・テリアやウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアなどと混同してはならない。
性質 :
スコティッシュ・テリアは他の多くのテリアと同様、あるいはそれ以上に警戒心が強く、敏捷、活動的である[3]。独立心と自意識が強く、遊び好き、知的なことで知られ、その厳しい性格と並外れた頑固さから「最後まで抵抗する頑固者(diehard)」と呼ばれるほどである[4]。
非常に愛情深い半面、とても頑固でもある。気難しい傾向のある犬種であるため、幼犬の頃からしっかりとしたしつけをしないと問題犬となることもある[5] 。時に超然とした、よそよそしい犬種と見なさることもあるが、家人にはとても忠実であり、その中でも少数の特定の相手に対して非常に深い愛情をそそぐことが知られている[6]。また、騒々しい反面とても神経質であるともいわれている[7] 。 スコッティは優秀な番犬になる。必要なときにしか吠えない傾向にあり、これは見知らぬ人には概して無関心なためであるが、他の犬に対してはこの限りではない[7][4]。大胆不敵といえる犬種であり、幼犬の頃から知っている相手でなければ、他の犬に対して好戦的に向かっていく[8]。もともとアナグマ狩猟犬として飼育されており、今でもリス、ネズミ、キツネなどを見かけるとその後を追いかけたり、地面を掘り返したりする傾向にある。このため、リードで繋いでから散歩させることが望ましい[8]。
健康 :

スコティッシュ・テリアには、他の純血種よりも発症する可能性の高い悪性腫瘍が存在する。「Veterinary Medical Data Program(1986)」によると、他犬種に比べて発症しやすい悪性腫瘍としては、身体下部から、膀胱癌、下部尿路の移行上皮癌、悪性黒色腫、胃癌、皮膚の扁平上皮癌、悪性リンパ腫と鼻部の癌腫である[9]。他に影響があるといわれる悪性腫瘍は、肥満細胞腫瘍[10]、血管肉腫である[11] 。
研究によればスコッティは他犬種に比べ膀胱癌の発症率が20倍といわれ[12]、もっとも一般的なのは膀胱の移行上皮癌とされる[9]。パデュー大学獣医学研究所ドクターのデボラ・クナップは「およそ11歳くらいの老犬に発症し、1対2の割合でオスよりもメスに多く発症する」とコメントしている[9]。この疾病の兆候は血尿、排尿困難、頻尿であるが、これらは尿路感染症と同じ兆候であることに留意する必要がある。獣医師による診察を受けさせ、超音波検査で確認するべきである[9]。
この疾病に対する最も一般的で有効な療法は「癌細胞を自滅させる」非ステロイド抗炎症剤のPiroxicamである[9]。悪性腫瘍の予防のために、飼育者は除草剤、殺虫剤、溶剤、タバコの煙などに自分の犬がさらされる危険を最小限にしなければならない。ノミ駆虫剤の使用にも注意を払う必要があるかもしれない。安全で野菜類に多く含まれるビタミン豊富な食餌と、十分な運動をさせてやることも求められる[13]。
遺伝的疾患としてはフォンウィルブラント病(en:Von Willebrands Disease)、 、頭蓋骨下顎骨骨症(en:Craniomandibular osteopathy)の二つがあげられる。Scotty Cramp、Luxating patella、Cerebellar abiotrophyも、時折本犬種に見られる疾患である[14]。飼育者はフォンウィルブラント病の確認のためにDNA検査を受けさせたほうがよいだろう。なお、スコッティの平均寿命は11 – 13年である[15]。
歴史 :

18世紀以前 :
スコティッシュ・テリアはハイランド原産のテリアとしては最古の犬種であると考えられているが、証明されているわけではない[16]。ハイランド原産のテリアはスコッティ以外にも数種類あり、昔はすべて「スカイ・テリア」という名前でひと括りにされていたことが、本犬種の血統における混乱となった。16世紀初めに「スカイ・テリア」として記録されている犬が現在のスコッティの直接の先祖なのか、あるいはそうではないのか、さまざまな見解がある[17]。とはいえ、スコッティがウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアと非常に近い犬種であることは間違いない。両犬種ともにパースのブラックマウント地方とラノッホ・ムーア(en:Moor of Rannoch)がその起源とされている[18]。
スコッティは農場での害獣駆除やアナグマ、キツネなどの狩猟犬として、ハイランドで飼育されてきた。フランス語で「地面」を意味する「terra」をその語源とするほかのテリア(Terrier)と同じく、穴を掘ったり潜ったりすることが得意な生まれながらの「炭鉱夫」である[19]。また、尾は丈夫になるように改良繁殖された。それは害獣やネズミを追いかけ、地面を掘り起こして獲物の巣穴に潜りこんだときに、飼育者がスコッティの尾をつかんで引っ張り出すことができるようにするためである。
スコティッシュ・テリアほどの古い犬種になると、その起源はあやふやで文書として残っていない[20]。特徴がスコッティによく似た犬の最初期の記録は1436年のもので、ドン・レズリーの「スコットランドの歴史 1436年 – 1561年 ("The History of Scotland 1436-1561")」に記述されている。その200年後、画家のジョシュア・レノルズが本犬種に酷似した犬を可愛がっている少女の肖像画を描いている[1]。
スコットランド王ジェームズ6世は、スコッティの歴史において重要な役割を果たした。17世紀にジェームズ6世がイングランド王ジェームス1世を兼ねることになったとき、現在のスコッティの祖先であると思われているテリア6頭をフランス王に贈ったのである[21]。スコッティに対するジェームズ1世の愛情と敬慕は、世界中で本犬種の人気を高めることとなった[17]。
19世紀以降 :

犬に関する著述者の多くが、1800年代初めにはイギリスに2種類のテリア種がいたということで意見が一致している。粗い被毛のスコッチ・テリアと柔らかい被毛のイングリッシュ・テリアである[20]。トマス・ブラウンは「Biological Sketches and Authentic Anecdotes of Dogs (1829)」で次のように述べている。「スコッチ・テリアは間違いなく純血種といえるが、(柔らかい被毛の)イングリッシュ・テリアはスコッチ・テリアと別の犬種をかけあわせて作出されたものだろう」。さらにスコッチ・テリアについて「低い体高、強靭な筋肉質の身体、短く頑丈な脚、体格に比べて大きな頭部」、「一般的な被毛の色はサンド(砂色)かブラック」、「密生していて粗く長い」被毛をもつと述べている[20]。この書物には本犬種の特徴が非常に詳細に記述されており、1800年代初めにはスコットランドのハイランド地方に小型鳥獣を狩猟する目的で作出された、小さく、頑丈で、粗い被毛を持ったテリアが存在していたことを明確に示している。これが以前はアバディーン・テリアとして知られ、現在はスコティッシュ・テリアとして知られている犬の特徴を表した記述であろう[20]。 また、動物絵画で有名なエドウィン・ランドシーアの絵画と1835年の「Scottish Terriers at Work on a Cairn in the West Highlands」というタイトルのリトグラフには、本犬種の最初に制定されたスタンダードと非常によく似た外見のテリアが描かれている[1]。
1800年代、スカイ島を含むハイランドには、「短毛(short-haired)」あるいは「小さなスカイ・テリア(little Skye terriers)」として、ひとまとめに呼ばれていたテリアが多く存在していた"[22]。19世紀後半になって、これらのスコットランド原産のテリアを分離しそれぞれ純血種として確立するため、改良繁殖を行うことが決定される。その結果、ダンディ・ディンモント・テリア(en:Dandie Dinmont Terrier)とスカイ・テリア(現在のスカイ・テリア(en:Skye Terrier)とは異なり、さまざまな特徴を持つスカイ島原産とされたテリアの総称)の二つのカテゴリに分類された。
1860年にバーミンガムで開催された ドッグショーでこれらのテリアのクラスが新設され[20]、以後数年間そのクラスで出陳されていたが、この中に現在のスコティッシュ・テリアの祖先がいた[20]。記録によると、本犬種の最初の改良作出はドッグショーの広まりとともに1870年代後半から始まっている。ドッグショーへ出陳する犬にはその犬種のスタンダードとの比較が求められ、ここで初めてスコッティ特有の外観、性質が記録されたのである[1]。さまざまな特徴のテリアがまとめられていた「スカイ・テリア」のカテゴリは、スコティッシュ・テリア、スカイ・テリア、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、ケアーン・テリアに分類し直されることとなった[22]。
犬種としての確立が1800年代終わりから求められていた一方で、スコティッシュ・テリアはさまざまな名前で呼ばれていた。ハイランド、ケアーン、ダイハード、そしてもっとも一般的だったのがアバディーン・テリアであった。本犬種がアバディーンで多く見られたことと、アバディーンに住んでいたJ.A.アダムソンが1870年代にドッグショーに本犬種を出陳し、多くの賞を得ていたためである[20]。アダムソン所有のロジャー・ラフ、ペイントン・ピゴット所有のタータン、ラドロー & ブロムフィールド所有のボン・アコード、ラドロー所有のスプリンターIIという4頭のスコッティが初期の受賞犬で、そしてこの4頭から純血種としてのスコティッシュ・テリアが作出された[1]。
現在のスコッティの血統は1頭のメス犬(スプリンターII)と2頭のオス犬から始まったと言われている。スプリンターIIのことが非常によく研究された本である「新しいスコティッシュ・テリア(The New Scottish Terrier)」の著者シンディ・クックはスプリンターIIのことを「現代のスコティッシュ・テリアの生みの親」と位置づけ、「どういった理由か、初期のブリーダーたちは他の犬を事実上排除してまで、スプリンターIIを繁殖に使った。スプリンターIIはタータンと掛け合わされて、後に4頭のチャンピオン犬の母犬となるウォーリを産んだ。ウォーリとボン・アコードの子供であるオスのランバーは2系統の血統の始祖となった。それはチャンピオン犬ダンディー(ウォーリとの子)とチャンピオン犬アリステア(ダンディーの娘との子)である」と書いている[23]。大西洋を挟んだ全てのチャンピオン犬が、スプリンターとその掛け合わされたオス犬の血を引いていることになる[24]。

ゴードン・マレー大尉とS.Eシャーリーは、1879年に本犬種の特徴を確立することに重要な役割を受け持つことになる[18]。その翌年にかけて現在とほぼ同じ方法で分類され始める一方、1879年に独立犬種として初めて、イングランドのアレクサンドラ宮殿(en:Alexandra Palace)[25]でドッグショーに出陳された[26]。最初に本犬種のスタンダードとして記載されたのは、J.B.モリソンとD.J.トムソン・グレイによる草稿で、1880年にヴェロ・ショウの「Illustrated Book of The Dog」に記載、出版され、最終的に本犬種のスタンダードにおける特徴の決定と「スコティッシュ・テリア」という命名とに非常に大きな影響を与えた。このスタンダードでは本犬種の被毛は「グレイ、斑あるいはブリンドル」とされたため、1900年代までブラックは流行せず人気の色とはならなかった[20]。
1881年には本犬種の最初の専門クラブである「スコティッシュ・テリア・クラブ・オブ・イングランド」が設立されており、現在のクラブ幹事であるH.J.ラドローはイギリス南部に本犬種を普及させることに注力している。「スコティッシュ・テリア・クラブ・オブ・スコットランド」はイングランドに遅れること7年の1888年まで設立されなかった[26]。以来、イングランドとスコットランドの両クラブにより、本犬種の正しい公式スタンダードはどうあるべきなのかという議論が何年も続いた[26]。1930年に、その特徴を後世に残すことが可能であると見なされた4頭の犬をもとにして、スタンダードが改正され、最終的にこの議論の決着をみた。その4頭の犬とは、ロバートとジェームズ・チャップマンのヘザー・ネセスティ、AG・カウリーが繁殖したアルボーン・バーティ、ウィジクが繁殖したアルボーン・アニー・ローリーとマークスマン・オブ・ドッケン(アニー・ローリーの弟犬)である[1]。これら4頭の犬とその子孫はスコッティの外見、特に頭部の長さ、体高の低さ、体格がスクエア(四角)であることの改良に貢献することになる。その後のドッグショーでの成功が英国民とブリーダーによる関心を高めることになり、この改良されたスタンダードが本犬種における大変革となった[1]。その後この新しいスタンダードは1930年ごろにイギリスのケネルクラブに認められた[26]。
スコッティは1890年代初めにアメリカに紹介されたが、人気犬種となったのは第一次世界大戦と第二次世界大戦の間になってからである。1990年にアメリカでクラブが組織され、1925年にスタンダードが制定された[1]。1934年にスコティッシュ・テリアはイギリスのケネルクラブで公認された[27]。1936年までにはアメリカで3番目の人気犬種となり、その流行は長くは続かなかったとはいえ、現在でも世界中の飼育者に広く親しまれ安定した人気を保っている[

ジャーマン・ショートヘアード・ポインター特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
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「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より(最終更新 2011年10月14日 (金) 06:55

ジャーマン・ショートヘアード・ポインター(英:German Short-haired Pointer)は、ドイツ原産のポインター犬種の一つである。ドイツ名はドイチャー・クルツハーリガー・フォルシュテフンド(英:Deutscher Kurzhaariger Vorstehund)。

歴史 :

19世紀中期にドイツのハンターによって生み出され鳥狩りに駆使され、持久力と粘り強さがあり、俊足で、回収作業もこなす優秀なポインター犬種を目指して作出された。ジャーマン・ブロークンヘアード・ポインターらしき犬種にスパニッシュ・ポインター、イングリッシュ・ポインター、ダルメシアンなどを交配させて誕生した。
他のジャーマン・ポインター種と同じく、獲物のにおいを追跡してポイントを行い、それをもとに主人が撃ち倒したら、撃たれた獲物を回収して持ってくるのが本種の仕事である。ショートヘアードは主にアライグマやシカといった、大型哺乳類をメインに追跡を行なう。
ドッグショーと狩猟の両立が可能であったため、1900年代からは世界的に知られて人気が広がった。然し、主にドッグショーをメインに使う犬(以下 ショータイプの犬)が過度に改造されてしまったせいでそのタイプの犬はショーと猟の掛け持ちが出来なくなり、犬質が悪化し人気が低迷した。だが、猟をメインに使う犬(以下 実猟タイプの犬)の人気は衰えることが無く、熱心な愛好家の手によって実猟タイプの犬の血がショータイプの犬の血統に少し加えられることになり、犬質が改善されてもとの健康を取り戻すことが出来た。
現在も世界的に人気が高いが、多くは実猟犬として飼育されている。日本には数年に一回国内で仔犬が生まれ、国内登録が行われ、爆発物探知犬としても駆使されている。
特徴 :

ショータイプと実猟タイプの違いは、狩猟本能の高さや体の締まり方などであるが、この違いは外見上では(並べて見ないと)よく分からない。だが、飼育されているものの大半は実猟タイプのもので、性格面などはショータイプのものと大差がなくなりつつある。
どちらもスリムで引き締まった体つきをしているが、実猟タイプのものはもう少し筋肉質の体つきをしている。マズル・脚・胴・尾は長く、走るのが速く嗅覚が優れている。目は小さめで耳は垂れ耳、尾は先細りの飾り毛の無い垂れ尾だが、半分から4分の1程度の長さに断尾されることもある。コートはスムースコートで、毛色はレバーの単色、レバー単色にホワイトのパッチが入ったもの、レバーのローンを地として、レバーの斑が入ったものの3パターン。体高は雄58〜64cm、雌53〜58cmで、体重は雄25〜32kg、雌20〜27kgの大型犬。性格は陽気で優しく、温厚である。しつけもよく入るが、とても体力が多く、走り回ることと泳ぐことが大好きである。狩猟本能は両タイプとも高く(ショータイプの犬はやや押さえられている)、ものをにおいで探して獲ってくることも多い。このため危険物を触って事故を起こす可能性もあるが、犬の範囲内にそういったものを置かないことにより簡単に回避することが出来る。かかりやすい病気は股関節形成不全、心臓病、癌などがある。

ジャーマン・シェパード・ドッグ特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
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「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より( 最終更新 2011年12月6日 (火) 01:03 )

ジャーマン・シェパード・ドッグ(英: German Shepherd Dog)は、ドイツ原産の犬種。この犬種は知的で、忠誠心と服従心に富み、訓練を好む性格から種々な作業犬として訓練が容易である。このため、災害救助犬・軍用犬・警察犬・麻薬探知犬など、特殊訓練を必要とする作業犬として使われている。また、ラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーと同様、介助犬または補助犬(盲導犬)としても使われている。ジャーマン・シェパード・ドッグ(英: German Shepherd Dog)とは、ドイツの牧羊犬と言う意味である。

大きく、強く、ハンサムである。体毛はダブルコートで、ショートが主体であるが、ロングもいる(ただし、ロングは劣性遺伝子である)。毛色は多種あるが、大部分は:&タンである。他に、均一な:やアルビノでないホワイトも存在する。また、ホワイトのものはホワイト・スイス・シェパード・ドッグという別犬種としても繁殖されている。
股関節や膝関節に傾斜が見られ、後ろ足がカーブしている。このため、関節の病気になりやすい。股関節・肘関節に異形成のない犬種(イースト・ジャーマン・シェパード・ドッグ)もあるが、各国ケンネル・クラブからは認められていない。
体高:牡:60〜65cm 牝:55〜60cm 体長は、体高より約10〜17%長い。 体重:牡:30〜40kg 牝:22〜32kg
欠点 :
10-15%のジャーマン・シェパード・ドッグには、耳が完全に立ち上がらないものがいる。これらは friendly-tipped と呼ばれる。ショータイプとしては失格の原因となる。
また、わずかながら、尻尾が垂直に立ち肛門が露出する場合がある。これも、ショータイプとしては失格の原因となる。 ただし家庭犬、使役犬としては何ら問題がない。
性格 :

育ちのよいジャーマン・シェパード・ドッグは、力強いあごと歯を持ち、忠誠と服従の感情を表すことができ、攻撃とリリース(噛み付くのをやめさせる)命令を訓練することができる。育ちの良くない同種は、厄介な恐ろしい犬または攻撃的な犬、あるいはその両方になる。
この種は、見た目の厳つさや襲撃訓練のデモンストレーションの印象などから、危険な犬と思われがちだが、凶暴であるか攻撃的であるならば、それはしばしば社会化訓練の不足、神経質な血統、またはトレーナーの訓練不足によるものである。この性格を訓練により効果的に利用することで、各種警備犬として使うことができる。しかし、多くのジャーマン・シェパード・ドッグは、攻撃的ふるまいが不適切な役割、すなわち検索犬や家庭のペットとしての役割も完璧にこなす。これは、忠誠心を備えていることと、縄張り意識が希薄であるためである。
この忠誠心が逆に作用することもある。トレーナーが早い時期に訓練を終え、盲導犬としてユーザーに引き渡すときに、分離トラウマを起こすことである。これは、現在同種が盲導犬として使われない傾向にある理由の一つである。
飼育上の注意 :

肘関節と股関節に異形成の傾向がある。他の健康問題としては、フォン・ウィルブラント病(en:von Willebrand's disease)と、皮膚アレルギーがある。また、太りやすい傾向もある。平均寿命は10-12年。
家が狭くても飼うことはできるが、健康上・精神衛生上の問題から、最低限でも1日2回、1時間程度の運動が必要。これを怠ると激しい作業に耐えうる体力・持久力をもてあますことになる。
上記のような気質から、ブリーダーがきちんと訓練したものでなければ、子供のいる家庭には向かない。また、初めて犬を飼う場合には不向きな犬種である。
参考 :

1899年ドイツで軍人マックス・フォン・シュテファニッツが初登録している。1920年代にオランダのブリーダーが、当犬種とオオカミを交配している。
German Shepherd Dog は、ドイツ語の Deutscher Schäferhund を逐語訳したものである。さらに日本語に訳すとなると「ドイツ牧羊犬」である。
日本では通称として「シェパード」と呼ばれているが、他国でそれはあまり通用しない。なぜなら、「シェパード」という名がつく犬種は世界中に居り、正式名称にその名がつくものだけでも200種を下らないからである。ドッグショーなどでは通常ジャーマン・シェパードと呼ばれる。
ちなみに、中国語表示は「徳國牧羊犬」(徳國=ドイツ)。ドイツにはこの他にも牧羊犬種が存在するので、混乱が起こる事がある。
第一次世界大戦時、ドイツ軍において伝令、弾薬運搬、陣地警備の軍用犬として使われていたこの犬の能力に感心したイギリスとアメリカの兵士が、家庭に連れて帰りペットとした。すぐにこの種はペットおよび作業犬として人気を得た。イギリスでは大戦後の反独感情からAlsatian (アルサシアン)と呼ばれ、今でもイギリス、アイルランド、英連邦各国ではAlsatianの別名が一般的。今日に至るまで、最も知的で融通が利く犬種の一つという評価がある。
有名なシェパードとしては、ジョン・F・ケネディが飼っていたクリッパー(Clipper)、フランクリン・D・ルーズベルトが飼っていたメイジャー(少佐)(Major)、アドルフ・ヒトラーが飼っていたブロンディ(Blondi)、日本初の国産盲導犬チャンピイ、同じく盲導犬のサーブ、テレビドラマで一世を風靡した名犬リンチンチン、名犬ウォントントン、刑事犬カールのカール号を演じたジルなどがいる。

ジャック・ラッセル・テリア特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


 

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より(最終更新 2011年11月22日 (火) 06:39

ジャック・ラッセル・テリア

 

ジャック・ラッセル・テリアはイギリス原産の小型のテリア犬種である。パーソン・ラッセル・テリア(旧犬種名:パーソン・ジャック・ラッセル・テリア)、アイリッシュ・ジャック・ラッセル・テリアはこの犬種から独立/派生した犬種。

概要 :

1800年代イギリス・デヴォンのジャック・ラッセル牧師(Jack Russell)がキツネ狩りのために、ホワイト・イングリッシュ・テリアから地中に潜り込める小さな白いテリアを作りだしたのがこの犬種のはじまりである。スムース・フォックス・テリアを基礎にボーダー・テリアなどが交配された。 テリアらしく好奇心旺盛、しかし非常に繊細で気性が荒い。猫のようにソファーの背もたれの上で眠ったりする。 オーストラリアに渡り、飼いやすくするためにウェルシュ・コーギー・ペンブロークと交配し犬種の改良が行われ、短脚でやや温厚になりつつあるのが現在のジャック・ラッセル・テリアと言える。
サイズは各犬種団体のスタンダードによって異なるが、体高25〜30cmとされる。体重は5cmにつき1kg。4kgに満たない小柄な個体から12kgを超す大柄な個体まで様々である。
俊敏な動きで、ドッグスポーツの小型犬部門では花形犬種である。 十分な運動と、きちんとトレーニングとしつけをすることで、とてもすばらしい家庭犬になる。しかし我慢強い犬ではないため、子供や小動物との接触は注意が必要。
気質 :


非常に好奇心旺盛。
小動物やボールなど動くものには非常に敏感に反応し、それが自動車やバイクまで及ぶこともあるので、事故防止のために幼い頃からのどんなときでも制止または注目させられる訓練が必要。猫やハムスターなどと一緒に飼育するのは難しい。 ただし幼少の頃より一緒にいれば同居も可能な場合がある。 他の犬ともややけんかっ早いため、犬から目を離さないようにすべきである。
山道はさすがテリアと言えるところで大得意な地形。モグラやネズミの穴をかぎつけると掘り始め、なかなか離れなくなる。遊び好きで興奮しやすく吠えやすい。集中力もあるのでそこを生かせば訓練が入りやすいとも言える。運動が足りないと、心身ともに不満が募り足をしつこく舐める等の自傷行為に走ることがあるので、飼うには充分に運動時間を取れる人が向いている。運動だけでなく頭を使うゲームなどもあるとなおよい。 人間に対しては愛情深い犬であるが、触られたくないところははっきり主張する。
外観 :

毛色 :
ブラック&ホワイト、タン&ホワイト、ブラック&タン&ホワイト(通称トライカラー)。 犬の毛色で言うタンは黄褐色のことだが、明るいレモン色から濃いブラウンまでさまざま。 ブラック&タン&ホワイトにも、麻呂眉のようなタイプと富士額のようなタイプがいる。セーブルのようにブラックとタンの毛が混じった個体もいる。 ブリンドルはブルテリアの血が現れているため不可とされる。
ブルー&ホワイト、ブルー&タン&ホワイトはミスカラー。どのカラーにおいても白が優勢でなければならない。

ジャック・ラッセル・テリア

タン&ホワイト

ジャック・ラッセル・テリア

タン&ホワイト

トライカラー

ジャック・ラッセル・テリア

トライカラー

ジャック・ラッセル・テリア

トライカラーの子犬。一見白と黒だが耳の縁にタンの毛色があるのでトライカラーと分かる。加齢するにつれ黒い部分は減り、タンに変わっていくことが多い。

ジャック・ラッセル・テリア

ブリンドル&ホワイト。縞模様。

ブルー&ホワイト(パーソン・ラッセル・テリア)。ブラックのように見えるがグレーの毛色。ブルーも個体により濃淡がある。

ジャック・ラッセル・テリア

タン&ホワイト。白髪が増えてきた高齢犬

毛質と手入れ :

この犬種の被毛が粗く硬いのは、藪の中や穴の中で作業する際も、小枝や小石などで皮膚にダメージを受けないためだとされる。
長さによって3種類に分かれる。
スムース
短毛。腰のあるやや硬めの毛。
ブロークン
スムースとラフの中間のタイプ。毛量や長さは個体差が激しい。
ラフ
長く硬めの毛に全身を覆われたタイプ。
スムースは通常の犬の手入れと同じく、抜け毛を取り除き血行促進のためラバーブラシでブラッシングする。
ブロークンとラフの被毛は、オーバーコートが抜けることがあまりないため、プラッキングという、指またはトリミングナイフで死毛を抜いて新陳代謝を促す作業で手入れしなければならない。バリカンやはさみで行うか、まったく抜いていないと、被毛はやがてしなやかさを失い柔らかい印象になってしまう。しかし幼い頃からプラッキングに慣らしていないと、痛みで犬のストレスになるばかりなので、注意して行うこと。 このプラッキングをストリッピングと誤用されることがあるが、ストリッピングはある部位の全ての毛を地肌が見えるまで抜き去る作業で、シュナウザーなどのトリミングで用いられる。
目 :
アーモンド型の目のものと丸い目のものがいる。色は明るいブラウン。片眼がブルー・アイの個体もいる。眼瞼の色は目の周囲の毛色に準じる。白い毛ならばピンク色の眼瞼、色がついているなら黒。
足 :
前肢、後肢ともに狼爪が生えているが、後述の断尾の際に一緒に切除する場合もある。
尾 :
狩猟の現場では穴に潜った犬の尾をつかんで取り出しやすくするため、短くしていたといわれる。それに倣い断尾する場合が多いが、現代では動物愛護の観点から断尾していない犬も増えている。断尾する場合は生後1週間前後で行うことが多い。施術は獣医師が行うのが原則だが、ブリーダーが切ることもある。犬が直立したときの耳の高さと同じになるように尾の長さを決めるのが理想だが現状では個々バラバラの長さに切られている。
さまざまなタイプ :
イギリス系
パーソン・ラッセル・テリアに近い。馬について行けるよう足が長い。マズルや足は太くしっかりしている。
アメリカ系
先述の通りAKCではジャック・ラッセル・テリアは非公認犬種のため、単犬種団体のスタンダードに沿う。足が長めでイギリス系より細身なタイプが多い。
プディングタイプ
オーストラリア系のジャック・ラッセル・テリアに多い、短脚で小さめのタイプ。
ただし日本国内のジャック・ラッセル・テリアは、上記のタイプや系統を考えず繁殖されている事も多いため、足の長いオーストラリア系ジャック・ラッセル・テリアも存在する。よって見た目だけで○○系とは分からなくなってきている。
現在日本に多いのは、オーストラリア系の短脚で顔にブレイズが通った、やや温厚になったタイプのジャック・ラッセル・テリア。イギリス系・アメリカ系など、いつでも狩猟が始められると言わんばかりのジャック・ラッセル・テリアは他の犬への攻撃性が比較的強めだったり、マイペースでしつけが入りにくいことから、ジャック・ラッセル・テリアが日本に入ってきたばかりの頃よりは減少傾向にある。

ジャック・ラッセル・テリア

イギリス系

アメリカ系

立ち耳のプディングタイプ

断尾していない個体

特有のスポーツ :

ジャック・ラッセル・テリアの本来の役割や気質を生かして楽しめるスポーツやイベントが単犬種団体の開催で行われることがある。
ラッセル・レース
マズルと呼ばれる口輪をつけたジャック・ラッセル・テリア数頭で行うレース。1頭ずつ入れられる専用のゲートからルアー(疑似獲物)を追いかけて行うルアーコーシングの一つ。ゴールはわらで作ったキューブを積み上げ、ゴールは1頭だけが通れるようになっており、最初に通り抜けた犬が勝利となる。ルアーは毛皮や白いビニール袋などが用いられ、モーターで巻き取る。興奮した犬が他の犬を傷つけないようマズルを装着する。コースの地形はなだらかな斜面や平地など。
Go To Ground (GTG)
地中に設営されたコースの中を通り、地上のゴールに到達するまでのタイムを競う。実際にキツネ、ネズミ、アナグマなどの動物を使う場合もある。その場合檻で区切られており、動物が傷つけられることはない。テリアらしさが遺憾なく発揮されるゲームである。
その他どんなドッグスポーツ、訓練競技、災害救助犬等においても、健康であれば活躍できる犬種。
関連のある犬種 :

パグル:パグとビーグルまたはジャック・ラッセル・テリアの雑種。
ダックスフント:パイボールドという毛色はジャック・ラッセル・テリアとの交配で生まれた。
ボーダー・ジャック:ドッグスポーツの1つであるフライボール競技専門犬種といってよいくらい、フライボールで活躍している。ボーダー・コリーとジャック・ラッセル・テリアの雑種。
ジャッカプー:ジャック・ラッセル・テリアとプードルの雑種。
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク:オーストラリア系のジャック・ラッセル・テリアの改良に使用された。

シーリハム・テリア特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


 

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より(最終更新 2011年9月23日 (金) 14:13

シーリハム・テリア(Sealyham Terrier)は、イギリスのウェールズ原産のテリア犬種。この犬種の作出者ジョン・エドワードがウェールズのハバフォードウェスト・シーリハムに居住していたためこのような犬種名が付けられた。
歴史:

19世紀中半に作出された。ジョン・エドワーズの理想としていた、恐れ知らずで勇敢、且つ状況判断力の優れたテリア犬種を作り出すプロジェクトにより誕生した。ブル・アンド・テリア(ブルテリアの原種)、チェシャ・テリア、スタッフォードシャー・ブル・テリア、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、ワイアーヘアード・フォックス・テリア、ダンディー・ディンモント・テリアなどの犬種を複雑に掛け合わせて作出され、まず能力を重視した改良が進められた。
初期のうちは生まれた仔犬は生死をかけた「テスト」を受けさせられていたことが知られている。生後2~3ヶ月くらいなると仔犬たちは作出者によって狩猟場に連れて行かれ、杭につないで口を縛ったキツネを見させられる。このとき仔犬が少しでも躊躇するようなそぶりを見せると、その場で情け容赦なく猟銃で射殺されていたのである。「テスト」に合格して生き延びられるのはキツネに向かって攻撃的な態度を見せた仔犬のみで、本来は多くの犬種で繁殖用として残されるはずの雌であってもそのような対応を行わない仔犬は殺されていた。あまりの冷酷さに彼を嫌うハンターも多く、一時は犬種廃止の動きもあったという。然し、多くの犠牲を払って培われた高い狩猟能力が人気を呼び、極端な淘汰を今後行わないことを条件とし、犬種として生き残ることが出来た。
主に地中に潜って獲物と戦い、捕らえるタイプのテリアとして使われた。シーリハム・テリアが倒すものはキツネ、アナグマ、イタチ、カワウソであるが、中には熊狩り用として使われたという珍しい例もある。
シーリハム・テリアに転機が訪れたのは1903年のことで、この年初めてウェールズのドッグショーに出場し、注目を得た。その5年後には犬種クラブが設立され、ペットやショードッグとして使うための改良が加えられるようになった。それにより全体的にサイズは大きくなり、頭部も大きくなり、毛色が白系統のものに限定されて攻撃的な性格が薄められた。然し、犠牲を払ってまで獲得した猟犬としての気質を失うのは命を落とした仔犬たちが報われないと考える人も多かった。そのうちの一人である国会議員のジョリスリン・ルーカスはかつてのタイプを取り戻すためにシーリハムを再改良し、ペット向きのルーカス・テリアと実猟向きのスポーティング・ルーカス・テリアを生み出した。ちなみに、それらは現在イギリス国外ではあまり飼育されていない。
賛否両論ではあったが、後にシーリハム・テリアはペットやショードッグ一本の道を突き進むことを辞め、一部の実猟犬としての特徴を消さずに残しておくことが決められた。1930年代にイギリスで人気を得て、世界各国へ輸出されるようになった。現在はあまり目立った人気は出ていないが、多くの国でペットやショードッグ、そして実猟犬として飼育されている。
日本でも数こそ少ないもののペットとして愛されている。毎年国内登録があり、2009年度の国内登録頭数順位は136位中80位であった。
特徴:

体型は小さく胴は長めで、短脚である。頭部・首も長めで、耳は顔の横についた細長い垂れ耳である。尾は通常長めの垂れ尾だが、半分の長さに断尾して立たせることもある。コートは本来シャギーコート(むく毛)だが、カットが施されて独特の姿となる。ショー用では顔部分の長い毛を残し、背中や尾、首のコートを短くして脚や腹部の毛を長めに整えるスタイルが定番(トップの写真参照)であるが、ペットや実猟犬として飼育する際は顎鬚・口髭を残して目の周りの毛を刈り、全体的にコートの長さを短めにそろえるのが基本である。毛色は白い体にレモン色などの斑がある。体高は雄27cm前後、雌25cm前後で、雄9kg前後、雌8kg前後の小型犬。性格は忠実で愛情深いが、猟犬である気質も残されていて、頑固で独立心旺盛、勇敢な面もある。いわゆる「テリア・キャラクター」と呼ばれる気質が強い方の犬種であるため、しつけには根気強さと一貫性が必要である。ただし子供とは仲良くすることが出来るので、家庭犬として不向きな犬種というわけではない。運動量は少なめで、マンションやアパートでもあるていどの散歩がこなせれば飼育することが出来る。かかりやすい病気はコートが目に入ることで起こる眼疾患、抱き方が不適切なことでよく起こる椎間板ヘルニアであるが、ごくごく稀に難聴の犬もいる。コートは白いため涙や食事で汚れやすく、頻繁な手入れが必要である。ただし、他犬種と同じで毎日シャンプーすると毛並みが悪くなる(つややかさが無くなり、ぼさぼさになる)ので注意すべきである。なお、吠え声が大きくよく響くので、集合住宅で飼育する際にはしつけによって無駄吠えを修正するひつようがある。

ジャイアント・シュナウザー特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より( 最終更新 2011年8月28日 (日) 10:02 )

ジャイアント・シュナウザー(英: Giant Schnauzer)は、イヌの品種のひとつで、ドイツ原産のシュナウザーの一種。

歴史:

ドイツのヴァイエルン地方の牛飼いが、大きく力強い牛追い犬を目指してネズミ狩り犬だったスタンダード・シュナウザーにグレート・デーン、ブービエ・デ・フランドル、さらに力強さを加えるためにロットワイラーなどを交配して作り出された。 長年ミュンヘンの周辺で畜牛を市場までつれてゆく役目をしていたが、19世紀になると運搬は鉄道に取って代わられ、牛追い犬としての仕事はなくなってしまった。 しかし、今はその大胆不敵な性格から番犬として使われたり、そのりりしい外見からショードックとして用いられている。
特徴:

長い眉毛、口ひげ、あごひげが印象的である。筋肉質の体で体色はブラックまたはソルト&ペッパー。 普通は断耳・断尾をされるがしないことも多い。体高はおよそ59cmから70cmで、体重はおよそ32kgから35kg(オス・メスとも)。基本的に健康だが、関節炎にかかりやすい。 性格は賢く従順だが大胆である。

シャー・ペイ特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


 

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より(最終更新 2012年1月10日 (火) 11:25

シャー・ペイ(英:Shar Pei)とは、中国の広東省原産の闘犬用犬種である。

歴史 :

先祖は2000年前に存在していた中国の古代犬種、ハン・ドッグであると考えられている。それから食用のチャウチャウと、この闘犬用のシャー・ペイが分かれて進化した。
シャー・ペイはハン・ドッグにナポリタン・マスティフなどをかけ合わせて作出されたと考えられていて、闘志とたるんだ皮膚をナポリタン・マスティフから受け継いだのはほぼ事実であるとされているが、硬い短毛をどの犬種から受け継いだのかははっきりと分かっていない。戦時中に中国では一時期政治上の理由による命令が下されたせいで多数が撲殺されて絶滅寸前となるが、生き残った60頭を元に再生され、復活を遂げた。
現在では専らペットとしてのみ飼育されていて、独特の姿から人気が高く、外国にも輸出されてたくさん飼育されている。日本でも人気があり、一頭18~30万円程で販売されていて、根強いファンを持っている。
特徴 :


仔犬の頃から皮膚のたるみが多いが、成長するとたるみが減って独特のしわを持つようになる。垂れ耳、巻き尾でマズルは短め。毛はザラザラとした硬いショートコートで、毛色はフォーンなど。性格はプライドが高いが、心を許した人に対しては忠実で愛情深い一面を見せる。体高46~51cm、体重18~23kgの中型犬。皮膚炎にかかりやすい。
派生犬種 :

シャー・ペイには2種類の派生犬種がある。どちらも愛玩用の犬種である。
ミニチュア・シャー・ペイ(英:Miniature Shar Pei)
アメリカ合衆国原産。その名の通りシャー・ペイを小型化した犬種。
オリエンタル・シャー・ペイ(英:Oriental Shar Pei)
同じくアメリカ合衆国原産。ミニチュア・シャー・ペイの健康状態を改良するために少々パグをかけ合わせて作出した犬種。

シベリアン・ハスキー特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


 

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より(最終更新 2012年1月10日 (火) 06:29

犬種の歴史・概要 :

シベリアからカナダ北極圏にかけてのツンドラ地帯を原産地とする、社会性に富んだ性格の大型犬種。進化系統上の祖先はスピッツのそれと同系とされている。
極東北極圏を中心にトナカイ遊牧や狩猟を行う「チュクチ族」(「チェコート族」ともいう・俗に「エスキモー」と総称される中の1民族)に、古くから犬ぞりなどの牽引による人荷の運搬・狩猟補助などを行う用務犬として重用されてきた。
シベリア地帯やアラスカ半島を訪れた探険家や毛皮交易を行う北米商人らがチュクチ族を含めてエスキモーのことを「ハスキー」と呼称していたことから、その用務犬として用いられていた当犬種もハスキーと呼ばれるようになった。
アムンセン探検隊などの極地探検犬にも活用されたほか、北極圏地域で盛んになったドッグレースや犬ぞりレースで優秀な成績を挙げる犬種としても知られる。
またアラスカのノーム市でジフテリアが大流行した際に、ハスキー犬チームが氷点下50度にもなる酷寒の中544 kmもの距離をリレーしながら血清輸送して多くの人命を救い、その名誉犬バルト像がニューヨーク市のセントラル・パークに建立されるなどして、大いに認知されるに至った。
バランスの取れた体躯、滑らかに伸びた毛皮のイメージをもつ美しい上毛と柔らかい下毛、狼を想わせる精悍な顔貌、人間に対する融和性などから人気を呼び、1930年以降のソビエト連邦政府によるシベリア国境貿易封鎖にともなう当犬種の輸出規制にもかかわらず、単なる極寒地での用務犬にとどまることなく北米経由で改良が加えられて全世界に広まり、現在では鑑賞犬あるいはペットとして極地系犬種の中では特に抜きん出た人気を持つ。
平均的な寿命は約12〜14年で、およそ5〜6歳までが人間でいう成長期・青年期にあたるといわれている。成犬では、体高約50〜60cm、体重約16〜25kgほどになる。
上毛は黒青色または茶褐色であり顔部・腹部は白毛で隈取模様であることが多いが、全身単色毛の個体も存在する。瞳は青色・青灰色・濃褐色がほとんどであるが、しばしばその遺伝的特性から左右の瞳虹彩に異なる色をもつ個体が存在する。
一般的に当犬種のドッグショーにおける出陳基準としては、左右虹彩の色違いはすべての個体が容認され、毛色は顔部・腹部に白色毛が混じっている個体であれば可とされる。
精悍な顔付と屈強な体躯からくる印象とは異なり、基本的に人間に対して友好的であり適正に育成された個体は用務犬としてもペットとしても非常に適している。適度な警戒心はあるものの一見の他人にも友好性を示すことがあり番犬としては必ずしも適当とはいえない。一般的には積極的に吼えることのない犬種だが、その社会性のある特性から孤立した状態に長時間置かれると、狼などと同様に仲間に呼びかけようと遠吠えする傾向がある。
日本においては、佐々木倫子作の漫画『動物のお医者さん』(雑誌「花とゆめ」連載)の大ヒットで知名度が一気に上がり、バブル景気の世相を追い風に飼育者が激増し、「ハスキー犬ブーム」として社会現象を引き起こした。後年のTVドラマ化の際にはハスキー犬が安易に飼育できる犬でない旨のテロップが毎週流された。

犬種特性 :


サモエドやアラスカン・マラミュート等と同様、極寒下でそりの牽引などに重用されてきたことからもわかるように、優れた耐寒性と長距離疾走可能な強靭な体力・持久力を持つ。
好奇心が非常に強く、特に成長期〜青年期はいたずら好きで力の強い犬種であるため勢いあまって什器などを壊すこともままあるが、積極的な威嚇・攻撃をされない限り人に本気で噛み付くなどの反撃に出ることは稀である。
社会性が強く、所属集団(飼育環境下であれば飼主とその家族、他の飼育動物などをもって集団と判断する)への帰属意識・回帰性は高く、ひとたびそこが自らの所属すべき集団であると自覚すれば飼い主への忠誠、その家の児童・幼児に対する親和性はもちろん、そこで飼育される他の小動物、場合によっては爬虫類ペットに至るまで同じ所属員とみなして融和性を発揮するため、適正に育成されれば、基本的には幼児がいたり、他の小動物ペットを飼育している家庭に同居しても問題はない。
一方、集団指導者(飼育下であれば飼主)に対して「気にしてもらいたい・褒められたい」という被褒誉欲が強い上に、逆にしばしば頑固で独立心も強く自我表現欲が強い一面もあり、いわゆるしつけ・育成を忍耐強く行う必要がある。
加えて当犬種の特性上、最低でも朝夕各1時間以上の運動を欠かすことができず保護者としてその都度同伴が必要となるため、総じて飼育は容易とは言いがたいが、適正な育成とコミュニケーションがなされれば名実ともに楽しい家族の一員となる。
また、しばしば飼い犬にもかかわらず人や他犬に対して、常に激しく唸り過剰な威嚇をしかける成犬個体が散見されるが、これは主に成長期における飼い主のメリハリのある愛情教育の不足や充分な運動機会の不足などから来るストレス蓄積と不満の鬱積を原因とする自我表現の溢出であり、もっぱら飼主のしつけ・育成の失敗に由来するものである。このことは、日本におけるかつての「ハスキー犬ブーム」の際に、充分な飼育知識もなく安易に流行に迎合して怠慢な育成を行った結果、我儘(わがまま)に育った成犬をもてあまして飼育放棄・捨犬をする者が続出したり、怠慢な育成者とその環境に犬体自体が耐え切れず自分の回帰すべき集団とみなさなくなって、他にしかるべき生活の拠り所を求めて放浪(人間でいう家出)する個体が増加して大きな社会問題となり、広く認知されることとなった。
飼育上の留意点 :


仔犬の入手に当たっては獣医師など専門家の助言を求め、信頼できるブリーダー(繁殖元)の選定に努めることが望ましい。発情期の監視と精神的なケア・交尾相手の確保などに関する技術および時間のない環境にある飼主(ほとんどの飼主がこれにあたる)は、個体入手前後に去勢手術を施す方策をとるべきである。また、成長期の育成にあたって特に適切な「しつけ」を必要とする犬種であるため、生後1年半以上経過した個体を入手する場合には、入手前環境でどのように飼育されていたかを詳細に確認する必要がある。特に排泄のしつけなど基本的な生活規律については、忍耐強くかつ完全に習得させねばならない。
他犬種同様、誤った愛情からメリハリのあるしつけを怠ったり、常に犬体の要求どおりに餌を与えたり遊びに付合うといった甘やかした育成を行うと、勘違いを起こして自分がその集団(家庭)のリーダーであると自覚してしまい、そのまま成犬になった場合には、自分の意思に沿わない行動に対してやみくもに飼主に吠え付いたり、その家庭の幼児が自分の気に食わない行動をとると安易に噛み付いたり(あくまで仲間内の威嚇なのでじゃれ合いよりもやや強い程度の噛み付きなのだが、子供にとっては充分な脅威となる)するようになり、特に過大な外的ストレスの発生によって情緒不安定になった場合には大型犬であるだけに制御不能となるので充分注意が必要である。家族に小さい子供がいる家庭では、成長期にケージ(籠)内のみで飼育するのではなく、部屋内で育成して飼主がその家庭の長であることを充分認識させ、またケガのないよう注意深く子供に接しさせて早期に子供が家族の一員であることを認識させる必要がある。他に小動物などを飼育している場合についてもこれに準ずる。また家庭内順応の訓練のみでなく、成長期からなるべく外出運動を取り入れて外部環境に慣れさせ、付近に愛犬家が散歩に集う公園などがあれば注意しながら積極的に他犬と接触する機会を設けるのが望ましい。
この犬種はかつてそり犬として重用されて来ただけあって、極寒地における長時間の激しい作業にも耐えうる体力・持久力を有する。特に成犬では相当な運動量が必要であり、基本的には朝夕各1時間以上の早足散歩・ジョギング・サイクリングなどに同伴させることが最低限の目安となる。しつけが行き届いてからは、広敷地の公園や河川敷などに、自動車乗車のしつけができているならたまに遠場の砂浜や高原地帯などに同伴して自由行動をさせると非常に喜ぶ。
また当然ながら、その特性上必要とする豊富な運動量に比例してエネルギー消費や代謝が非常に活発であるため、摂食に際しては、高レベルのタンパク質と高品質脂肪の調和が取れた食事を必要とすることに留意する。逆に、飼育環境下の当犬種で肥満が見られる場合には、極度の運動不足による肉体・精神的ストレス両面において健康上非常に危険な状態にあり、早急な対処(摂食や運動をはじめとする生活習慣の改善および精神的ケア)を必要とする。
当犬種の運動不足によるストレス蓄積は他犬種のそれに比べて非常に大きいため、精神衛生上極めて好ましくなく、無駄吼えや情緒不安定はもちろん、しばしば異常脱毛・消化器管障害・神経障害・悪性新生物(ガン)発生の原因となるなどストレス性の諸疾病を誘発することがあるため充分な注意が必要である。
ツンドラ気候が原産地の犬種だけあって、極寒に耐えるのに適した皮下脂肪と豊富な体毛を備えており寒冷地(北海道や東日本の山間部など)での飼育には非常に適しているが、熱帯〜亜熱帯地域や、夏季に猛暑となるCfa(日本の半分以上を占める)地域での飼育は体調管理上好ましくない。酷暑に対しては極めて脆弱で、夏季には犬舎を日陰など涼しい場所に配置して適宜犬舎に大き目の氷袋や保冷材を置いて冷房してやったり、あるいは室内冷房を行っている家庭で余裕がある場合には日中の猛暑時間帯に玄関内に置いてやったり、毎日の運動についても日の出直後の早朝や夕刻ないし街頭照明の整った地域では早めの夜間など、比較的冷涼な時間帯を選んでやるなどの配慮が必要である。猛暑下に適切な涼をとらせぬまま放置し続けると、これに耐え切れずに機会があると飼主のもとを捨て、少しでも過ごしやすい環境を求めて家出放浪する個体が散見されるので、充分な注意が必要である。また体質上、換毛期には膨大な脱毛を見せるので、毎日のブラッシングによる手入れやこまめなシャンプーを施すことにより脂漏症等の発生がないよう気を配る。
付近に仲間を認識できない孤独な状態に長時間放置されると、習性上仲間に呼びかけるために遠吠えする傾向があり、度がすぎると近所迷惑となる恐れがあるので、家族がくつろぐリビングルーム内が見える場所に犬舎を設けたり、過ごしやすい季節には窓を多く開放して家族の体臭や家庭臭が鼻元に届くようにしたり、定期的に好奇心を満たすに足る新しい玩具を与えるなど、孤独を感じさせないような配慮が必要である。遠吠えが聞こえる度に毎回すぐに相手をしに行ってやる行為は、吼えればすぐに仲間が来てくれると自覚させてしまうので、まったく逆効果であることに留意する。
当犬種は比較的疾病に罹患しづらい犬種ではあるが、股関節やヒザ関節を中心に骨格・関節系の疾患やケガ、角膜の栄養障害・白内障・緑内障などの眼球系疾患を好発する傾向がある。このため、肉体的健康管理にあたっては他犬種同様の感染症の予防接種を受けさせるだけでなく、検診時には触診のほか特に骨格系検診・眼科検診も受診させるように心がける。