投稿者「arimura」のアーカイブ

柴犬の特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より( 最終更新 2011年12月14日 (水) 04:20 )

柴犬(しばいぬ、しばけん)は、日本古来の犬種。オスは体高38 – 41cm、メスは35 – 38cm程度の小型犬種。国の天然記念物に指定された7つの日本犬種(現存は6犬種)の1つで、指定は1936年(昭和11年)12月16日。現存6犬種中唯一の小型犬種だが、飼育頭数は最も多く、日本犬の代表格とも言える。日本犬保存会によれば、現在日本で飼育されている日本犬種(6犬種)のうち、柴犬は約80%を占める。日本国外でも人気が高い。

名前の由来 :

「柴犬」という名前は中央高地で使われていたもので、文献上では、昭和初期の日本犬保存会の会誌「日本犬」で用いられている。一般的には、「柴」は「柴刈り」などの意味であり、小ぶりな雑木を指す。
由来には諸説があり、
柴藪を巧みに潜(くぐ)り抜けて猟を助けることから
赤褐色の毛色が枯れ柴に似ている(柴赤)ことから
小さなものを表す古語の「柴」から
の3説が代表的。
歴史 :

古代犬種の系統樹

黒毛
遺伝的には古くからの血を受け継ぐ現存古代犬種(en:Ancient dog breeds)の一つで、DNA分析からはイヌがハイイロオオカミから分岐した後、柴犬、秋田犬などのアジアスピッツ系やチャウチャウ、シャー・ペイなどの青舌マスティフ系のグループがバセンジー、アフガン・ハウンドなどのハウンド系やシベリアン・ハスキー、アラスカン・マラミュートなどの北極スピッツ系と分岐、その後、柴犬・チャウチャウ・秋田犬群がシャー・ペイと分岐し、さらに柴犬とチャウチャウ・秋田犬群が分岐したとされている[1][2]。
柴犬は、縄文時代から人間と狩猟をしたりして、生活をともにしてきたといわれる。縄文時代の貝塚等の遺跡からは、これまでに犬の骨が200点以上出土している。縄文犬(縄文柴犬)と呼ばれるこれらの犬たちには、埋葬されたと思われるものが多い。その中には、人とともに埋められたものもある。縄文犬の多くは柴系であり、大部分は額段がごく浅く、大きな歯牙を持ち、特に早期のもののほとんどは小型である。柴犬の熱心な愛好家には、ほっそりした筋肉質の体格や軽快で俊敏な動き、野性的な鋭い警戒性、人間との強い信頼関係とともに、このような縄文犬の特質を柴犬に求める人もいる。
昔から本州各地で飼われ、古くから、ヤマドリ・キジなどの鳥やウサギなどの小動物の狩猟、およびそれに伴う諸作業に用いられてきた犬である。信州の川上犬、保科犬、戸隠犬、美濃の美濃柴、山陰の石州犬や因幡犬など、分布地域によっていくつかのグループに細分されていた。第二次世界大戦後の食糧難の時代や、その後1952年(昭和27年)に犬ジステンパーが流行したことによって頭数が激減した[3]。
現在大多数を占めているいわゆる信州柴犬は、昭和初期の保存運動の中で、島根産の石号と四国産のコロ号を交配して作られたアカ号の子孫が長野県へ移入・繁殖されたものを源流としており、その呼び名からしばしば誤解を受けるが信州地方原産種ではない。このため、天然記念物に指定された7犬種の中で、柴犬のみが地方名を冠していない。
特性 :

子犬
温暖湿潤気候に強い。一般に主人に対しては非常に忠実、よそ者に対しては馴れ馴れしくせず、賢く勇敢で警戒心も強いため、番犬にも適する。本来は山地や山あいで小動物の狩猟を手伝ってきた犬だが、現在は主に家庭犬として愛されている。
柴犬の一般的な特徴は、短毛・立ち耳・巻き尾などにある。毛色は赤(茶)・胡麻・黒、希に白などがあり、尾形も左巻き・右巻き・さし尾など、個体によって違う。被毛は真っ直ぐで硬いトップコートと柔らかく縮れたアンダーコートによる二重被毛であり、年2回毛が生え替わる。一般に、雌より雄の方が体高・体長ともにやや大きい。
性格は、古代犬種に良く見られるように大胆で独立心が強く、頑固な面を持ち合わせており[3]、洋犬に慣れた人には訓練が難しい場合もある。番犬向きの警戒心が強い犬から、ペット向きで見知らぬ人にも友好的な犬までと幅広い。ただし、日本犬の一般的な性格として、主人と認めた人間に比較的忠実であり、かつ警戒心と攻撃性が強めという傾向がある。また、雌よりも雄の方が比較的獰猛であるという傾向にある。獲物を直接追う猟犬として使われてきた長い歴史から、役割分担に従って多くの品種を派生させた欧州のガンドッグなどと比べ、視界を動くものを追って攻撃し、また捕らえようとする捕食本能が極めて強い。体高は37cm – 40cmほど。
豆柴犬 :

いわゆる豆柴犬(まめしばいぬ)とは、愛玩用として、通常の柴犬よりも小型の系統のものを選んで交配し、繁殖させたものを言うが、あくまでも小柄な柴犬であり、独立した犬種ではない。1955年(昭和30年)頃より、京都(宇治市)樽井荘の鷹倉が交配・繁殖に努めた。
豆柴犬購入による被害 :
そもそも「豆柴」という公認犬は存在しないことを前提として理解する必要がある。(後述) 柴犬は年間6万頭 – 7万頭ほど生まれるが、このうち豆柴犬として取引されるのは500頭前後である。昨今、「豆柴」という単語の誤解・浸透とともに取引におけるトラブルが増えている。例として、柴犬を幼犬時の食餌制限により成長を抑制し小さく育てたもの、小柄に生まれた柴犬を豆柴と称して売る業者や、果ては普通の柴犬の子犬を豆柴として売るなどがある。その結果として、飼っているうちに豆柴とは言えないほど大きくなってしまうケースも多い。中には、近親交配を重ねれば小型になると間違った知識のもと、繁殖を続ける繁殖家もいる。この様な犬は繁殖能力の低下や短命等の障害が出ることがある。加えて、後述のように通用力を有する血統書の交付を「豆柴」として得るのが事実上不可能であるために、実体のない架空の蓄犬団体名義の血統書を偽造の上、インターネット上で生体販売した業者に対して、業務停止命令が発せられる事件が起きるに至っている。
以上の事情から、日本犬保存会・天然記念物柴犬保存会・ジャパンケネルクラブなど、日本の主要な登録機関では豆柴犬は公認されていない。一部例外として、日本社会福祉愛犬協会というNPO法人では、30年以上樽井荘血統を繁殖している大阪の摂州宝山荘を調査し、固定化が認められたとし、2008年(平成20年)より豆柴犬を独自に公認した。成犬時の体高が規定内で、かつ豆柴犬種標準(スタンダード)に適合している柴犬に対し、豆柴認定審査合格血統書を独自に発行している。更に3代祖14頭全てが豆柴認定審査に合格している場合、豆柴としての血統書が発行されるとしている。このような動きに対して、柴犬の最大の登録機関である日本犬保存会は、豆柴が日本犬基準・登録規定になく、柴犬の血統を混乱させるとして、2008年(平成20年)3月より日本社会福祉愛犬協会を予備登録可能な団体のリストより削除している。

スキッパーキ(シッパーキ)特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


 

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より(最終更新 2010年5月6日 (木) 23:56

スキッパーキは犬種の一つ。スピッツ・タイプで、小型犬に分類される。

犬種の歴史・概要 :

ベルギーで、1500年ごろから。本種の祖先はおそらく、「ルーベルナール」と呼ばれた、黒毛で幾分小型の古い牧羊犬種であったと考えられている。ルーベルナールは、同時にベルジアン・シェパード・ドッグの祖先であるとも考えられている。
時代が下って、1690年ごろには、本種はブリュッセル、とりわけサン・ゲリー地区の労働者や靴の修繕屋に人気のある犬だったという。彼らは、複雑な作りの真鍮製の首輪を見せびらかすために、本種の犬にその首輪をつけて競技を行っていたとされる。このころから、尾は完全に断尾されていたが、その慣習は15世紀にすでに見られたともいう。そのころ本種は、ネズミやモグラなどの害獣をよく捕えることでも知られていた。
本種が初めてドッグショーに出陳されたのは、1882年、スパでのことであったというが、1885年、ブリュッセルのドッグ・ショーに出陳されたことをきっかけとして人気犬種となったともいう。その後、マリー=アンリエット王妃が好んだことから流行し、1887年にはイギリスやアメリカにも紹介され、広まっていった。
最初のスタンダードは1888年、その年設立されたばかりのベルギー最古のブリード・クラブによって作成された。何年にもわたって多大な努力を払うことによって、タイプの統一がなされた。当時の本種にはバラエティーがあり、「アンベルス系」「ルーバン系」「ブリュッセル系」といったように呼び分けられていたという。
日本へは、昭和40年代の中ごろから輸入されている。
犬種特性 :

生まれたときに断尾する。
首のまわりに、ケープ状の長い毛がはえている。
非常に注意深く、静かな足取りで歩く。そのことから、ベルギーでは老人の散歩の友として、たいへん人気があるという。
黒以外のスキッパーキについて :

毛色は黒色が多いが、それ以外にも、クリーム色やチョコレート色のスキッパーキが存在する。数としては圧倒的に黒が多い。JKCでは、単色であればクリームやチョコレートでも純粋種として認められるが、交配には配慮が必要である。
名前の由来 :

「スキッパーキ」の犬種名は、1888年に公式に採用された。この名は、本種が伝統的に、船の番犬をすることが多かったため、ドイツ語で「小さな船長」を意味する言葉から名づけられたものである、と考えられてきた。
しかし、1920年ごろから、ベルギーでは、この名が実際にはフランデレン地方の方言で「小さな羊飼い(牧用犬)」を表す“"Shapocke”または“Scheperke”という語に由来するという説が一般化した。 「小さな船長」説は、本種をオランダの“はしけ犬”と混同したイングランド人たちによって、誤って広められたものであると考えられている。
「スキッパーキ」の名が公式に採用される以前は、本種は "Spitzke" の名でも知られていた。犬種名変更は、本種をジャーマン・スピッツとはっきり区別するために行われたものであると考えられる。
Schipperke を英語の発音に準拠して表記すると“スキッパーキ”となるが、日本では“シッパーキ”(シッパーキー)と呼ぶ人も多い。JKCの発行する血統書は「スキッパーキ」で統一されている。

シェットランド・シープドッグ特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より( 最終更新 2011年11月2日 (水) 13:14 )

シェットランド・シープドッグ (Shetland Sheepdog) は、スコットランドのシェトランド諸島を原産地とする犬の品種のひとつ。コリーとよく似た外観を持つが、より小型である。シェルティー(Sheltie) の愛称で呼ばれる。

歴史 :
その歴史はきわめて古く、そのままスコットランドの牧羊犬の歴史に匹敵するもので、同じくスコットランド地方の牧羊犬であるラフ・コリーやボーダー・コリーとその起源を共有すると考えられている。気候条件が厳しく、荒涼としたシェトランド諸島は、牧草地として有効な土地が限られており、飼料が不足する環境では家畜が小型化するのは必然であった。その結果、羊は、スコットランド産の半分の大きさとなっている。シェットランド・シープドッグも環境に適応して小型化したか、あるいは小型の家畜に対応して小型化したと考えられている。人口が少なく放牧地と農耕地を隔てる柵が少なかったこの島では、家畜の動きを管理する熟練の牧畜犬の存在が不可欠であった。管理していた家畜は、羊だけでなく、牛、豚、ニワトリなど多岐にわたり、万能犬として重宝されていた。一説によれば、スコットランドのボーダー・コリーと同じ祖先を持つ犬のうち小型のものがこの土地に適応し、この地がヴァイキングの支配下にあった時代に、彼らがスカンジナビア地方から持ち込んだサモエドなどのスピッツ系の血が配合されたものが原型であるとされる。19世紀の終わり頃、イギリス海軍の艦隊が演習のためにこの島を訪れるようになると、これらの子犬が盛んにイギリス本土に持ち込まれるようになった。この犬がイギリスに紹介された時には、スパニエルの影響を感じさせる犬であり、これにラフ・コリーなどを交配させながら大型化しないように作出されたものが現在のシェットランド・シープドッグである。また、キング・チャールズ・スパニエルやポメラニアンの血が入っているとも考えられている。当初はシェットランド・コリーという名称が一般化し、1909年にイギリスのケネルクラブがこの名称で公認するが、コリーのブリーダー団体からの抗議を受け、数年後に現在の名称に変更された。その名に反して、現在では牧羊犬としては非主流となっており、その性質からもっぱら家庭犬として、世界中で愛好されている。

 

特徴 :
体長が体高よりやや長く、牧羊犬に必要な抜群の敏捷性とスピード、忍耐力を兼ね備えている。温和でやさしい表情からは、聡明さと警戒心の強さがうかがえる。スタンダードでは小型のコリーという位置づけがあり、サイズは最も重視される要素となっている。ジャパンケネルクラブでは理想体高をオス37センチメートル、メス35.5センチメートルとしている。体重は、オス・メスともに10キログラム前後となる。体つきは筋肉質で、よく張った胸と引き締まった腹部を持ち、アウトラインは均整がとれている。頭部は上または横から見て長く、滑らかなくさび状に耳から鼻にかけて次第に細くなっている。顔つきも一見するとコリーと似ているが、頭部に対するマズルの割合は、長さ・太さともにコリーよりもコンパクトなものになっている。比較的大きく立った耳は、耳先が前方に折り曲がったものが理想的とされ、故意に矯正する場合がある。被毛は、粗くて長い上毛と柔らかくて密生した下毛のダブルコートで、首まわりから胸にかけての飾り毛は最大の特徴となっており、メスに比べてオスの方が豊かである。毛色は、黒、ブルーマール、セーブルを基調として、白およびタンが配色される。性格は、非常に快活で、感受性が強く、人とたわむれることを好む。もともと牧羊犬ということだけあって大変賢く、従順で訓練性に優れており、責任感も強い。家畜を守る仕事をしていたため、警戒心が強く、比較的よく吠える。また、小型ゆえにコリーよりも神経質である。甲状腺機能低下症にかかりやすい。

シーズー特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


 

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より(最終更新 2011年11月4日 (金) 22:07

シーズー(シー・ズー, 獅子狗 (ピンイン: Shīzi Gǒu, ウェード式: Shih-tzu Kou) , 英語:Shih Tzu)は、ラサ・アプソとペキニーズを掛け合わせて作った小型犬。
中国では西施犬と呼ばれている。

外観・容姿の特色 :

もともとチベット高原原産の犬など寒冷地の犬を先祖に持つだけに下毛が密生している。四肢の毛はモコモコであたかも防寒用ブーツのようである。
毛色は日本では茶、或いは黒と白との2色の個体が多いが、どんな毛色も認められている。額部および尾部先端に白が入った個体が珍重される傾向にある。
体高は20 – 30cm、体重は5 – 8kg前後。
「獅子狗」(シーツーコウ; 「獅子犬」)と呼ばれ、清朝末期の主に宮廷や貴人達の間で飼われていた犬。
大きな瞳とあちこちに跳ねた鼻の周りの毛が特徴で、菊の花のように見えることから、「クリサンセマム・ドッグ」とも呼ばれる。
飼育上の特性 :

無駄吠えも少なく快活だが頑固な面があり、躾け次第では無駄吠えし扱い難い犬になる。
人なつっこい時もあるかと思えば、癇癪を起こす時もある。
初心者にも比較的に飼いやすい。
活発な性格だが、小児や高齢者のいるファミリーでも飼育可能。
他の犬とのコミュニケーションも取れる方なので、多頭飼育も比較的容易である。
飼育上の注意点 :

毛が抜けにくいので飼いやすい犬種。しかしプライドが高く繊細、かつ頑固な性格のため根気よくしつけること。
散歩は毎日行うのが好ましい(30分 – 1時間)。
比較的丈夫な犬種だが、祖先犬の出身地の気候(ラサ・アプソは高山気候、ペキニーズは亜寒帯冬季少雨気候)の関係で暑さには弱い方なので健康管理に注意を要する。
被毛がしなやかで毛玉が出来やすいため、こまめなブラッシングが欠かせない。
大きな眼球は傷つきやすく、白内障の原因となりやすい。したがって、日ごろより目の状態に注意すると共に、被毛が眼球を傷つけないようにするなどの配慮が必要となる。
呼吸器疾患やアレルギー性皮膚疾患に注意。
短吻種のため、航空機での輸送を断られる場合がある(スカイマークなど)。

四国犬の特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


 

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より(最終更新 2011年11月23日 (水) 19:28

四国犬(しこくけん)は四国地方(主に高知県)原産の中型の犬の品種。日本犬の一種である。かつては土佐犬(とさけん・とさいぬ)と呼ばれたが、同様の呼称を持つ土佐闘犬とは別品種。「土佐犬」の名で国の天然記念物に指定されている。

特性 :

古来より「土佐犬」と呼ばれていた中型の犬である。土佐闘犬との混同をさけるために、四国犬と改称された。
本来の作出目的は、四国山地周辺の山村における鹿や猪等の狩猟およびそれに伴う諸作業。山地での激しい狩りにも耐えうる体力・持久力がある。温暖湿潤気候に強い。体格は柴犬より大柄[1]。
主人には異常なまでに忠実だが、よそ者には警戒するため、番犬に適する。よそ者にはふとしたことでも噛みついたりと非常に攻撃的なため、散歩中などは注意が必要である。
1937年(昭和12年)6月15日に文部省(現・文部科学省)により、天然記念物に指定された。
もともとこの犬種は本川系、幡多系、安芸系と呼ばれる地域特性があった。しかし、安芸系は衰退し残る本川系と幡多系は混血が進み、地域特性は無くなりつつある。
ニホンオオカミ目撃情報における混乱 :

四国犬は日本犬の中で最も素朴な風貌と評される事もあるように、猟犬としてニホンオオカミと交配させたとの伝承もあり、外見が似ているとしばしば言われる。しかし、それ故にニホンオオカミの目撃情報の際、見間違いの候補として挙げられやすい犬種でもある。代表的なものが2000年7月8日の九州中部の山地での目撃情報である[2][3]。
これは、当時福岡県立小倉西高等学校校長であった西田智がニホンオオカミに酷似した動物と遭遇し、その写真撮影に成功したものである。写真を鑑定した元国立科学博物館動物研究部長の今泉吉典は「ニホンオオカミと見られる」とコメントしたが、東京農工大学教授・日本オオカミ協会会長の丸山直樹をはじめ、ニホンオオカミであることに否定的な学者も多かった。
その後、2001年3月に大分県の山小屋に「平成12年7月8日、この場所において、ニホンオオカミに、間違われて撮影され、お騒がせしたのは純血の四国犬です。関係各方面、マスコミの皆様御迷惑掛けて、誠に申し分け有りませんでした。事情が有って放犬しました」との謝罪文が書かれた張り紙が発見された[4]。
しかしこの紙を張り出した人物は発見されておらず、また撮影された動物は頭部こそ四国犬と似ている点があるものの、四肢や胴の長さの特徴は明らかに四国犬では無いとの指摘もあり、張り紙は悪質ないたずらとする意見もある(ちなみに、この張り紙がなされる一か月前にはテレビ朝日「たけしの万物創世紀」がそれまで未公表であった撮影場所を公表してしまっており、それを観た者による仕業ではないかとする意見もある[5])。
事の顛末は、西田智の著書『ニホンオオカミは生きている』(二見書房、2007年)に詳しい

サルーキ特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より( 最終更新 2011年11月20日 (日) 12:47 )

サルーキは狩猟犬の一犬種。飼育犬中でおそらく最も古い犬種として知られ、純血種としてその歴史はおよそ7000年溯ることが出来る。イラクの古代遺跡であるテペ・ガウラに残る彫刻のサルーキが最も古い記録とされている[1] [2]。サイエンス誌の2004年5月21日号に、DNA鑑定の結果サルーキが最も早くオオカミから別れた犬種の一つであると確認されたという論文が掲載された[3]。
容姿の美しさ、スピード、忍耐力において広く賞賛され、サハラ砂漠からカスピ海まで、数千年の間砂漠の遊牧民とともに中東全域を旅した歴史がある。その結果様々な色の被毛を持ったサルーキが中東全域で見られることとなった。外観は、アフリカ原産のアザワクやモロッコ原産のスルーギに似ており、エジプト王家の犬 (Royal dog of Egypt) として知られていた。スルーギが独立犬種として公認されるまでは、イギリスやヨーロッパ諸国ではスルーギと交配されることが普通に行われていた。
サルーキは美しさとスピードを追求して改良繁殖されたサイトハウンド(視覚ハウンド、視覚が優れた狩猟犬)として知られる。全犬種中最速であると一般的に思われているグレイハウンドが時速72kmであるのに対し、サルーキはさらに速く時速77kmの最高速度で走ることが出来ると言われている。グレイハウンドのドッグレースで使用する電動ネズミ(これを追いかけさせることにより、レースを行う)にサルーキが関心を示さないこともあって、実際に競争させるのは困難なためサルーキの方が速いということが証明されているわけではない。しかしながら本犬種がもともと時速70km以上で走るガゼルを狩る目的に使われたことから、この意見は正しいといえるかも知れない。

説明 :

外観 :
体格 – 十分に広い背、僅かに弓なりの細く筋肉質の腰
体重 – 指定なし
体高 – 57-71cm(メスはやや小柄)
被毛 – 滑らかで柔らかいく絹のような手触り、脚、腿後部、肩の羽根状の飾り毛
毛色 – ホワイト、クリーム、フォーン、ゴールド、レッド、トライカラー(ホワイト、ブラック、タン)、ブラック・アンド・タン、およびこれらの色のコンビネーション
頭部 – 長く狭い、浅いストップ
歯 – 力強い、レベルバイト
眼 – 適度に離れている、大きく楕円形
耳 – 長い、自由に動く
尾 – 長い、低く保持される、自然なカーブ、羽根飾り状の絹のような長い被毛
脚 – 適度な長さ、長いつま先、直線的で長い(前脚)、弓形で外に広がっていない(後脚)
寿命 – 12から14年
FCIスタンダードより抜粋抄訳

スムース(頭部)、フェザード(耳)
全体的に優美でバランスが取れており、優れた身体能力を感じさせる。サルーキは「サイト(視覚)」ハウンドに分類され、それは獲物を発見、追跡し、捕らえて飼い主のところに運んできたり、見張りを行う能力があることを意味する。非常に狩猟に有能であるという外観をしている。サルーキが狩猟をしているときに見られる強い狩猟欲求、獲物を狩り立てる本能、集中力はとても印象的なものであるが、その一方でドッグショーの場ではそのような印象は与えることはない。
サルーキは遺伝子にスムース(直毛の短毛)とフェザード(羽根飾りのような長毛)の二種類の被毛タイプを有する。スムースは身体全体を覆い、耳、背中、脚、尾はフェザードである。フェザードの長さや密度には個体差があるが、ショードッグとしてもペナルティの対象にはならない。フェザードがない個体も認められている。
性質 :
優れたサルーキは狩猟犬としての能力を保ってはいるが、その外見上はまったく異なって見えるかも知れない。学習能力は高いが単純な反復訓練には飽きやすいため、トレーニングには短時間に様々なバラエティを取り入れる必要がある。敏感かつ知的であり、力ずくあるいは手荒く訓練してはならない。
サルーキには定期的な訓練が必要であるが屋内でも静かに訓練することが可能である。普段はおとなしく理由もなく吠えたりすることはないが、不満を感じたとき、長い間飼育者やその家族と離れていたときなどには、震えるような高音で「歌う」。この「歌」は家族(群れ)のきずなを求めるときに使われるものであり、訓練次第で「歌」を教えることができる。サルーキは子供ともよい関係を築きその守護者となることもできるが、飼育者はこの犬種がもの静かな時間を必要とすることを理解しなければならない。
全米獣医師学会によれば、散歩の際にリード(繋ぎ紐)が必須とされている。サルーキの歴史は7000年に渡る古代遺産ともいえるようなサイトハウンドで、強い狩猟本能を持っているためである。しかしながらこのことは他の小型犬、猫などの小さなペットとともに過ごせないということを意味しているわけではない。よく訓練され、穏和なサルーキは様々なペットとともに家族として暮らすことができる。また、サルーキは跳躍力に優れているため、アメリカのサルーキのクラブである「The Saluki Club of America」では、少なくとも1.5m以上のフェンスで庭を囲むことを推奨している。

サモエド特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


 

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より(最終更新 2012年1月15日 (日) 02:43

サモエド(Samoyed)は、ロシアのシベリアを原産地とする犬の品種のひとつ。典型的なスピッツ系の体型をしており、シベリアン・スピッツとも呼ばれる。
歴史 :

チャウチャウから交配し誕生、中央シベリアのツンドラ地帯で暮らすサモエード族のもと、トナカイの番やカモシカ狩り、そり引きなどに従事していた。人とともに屋内で眠ることもあり、暖房代わりとしても用いられていたという。局地で数世紀にわたって飼育されてきたことから、オオカミなどの血が混入しない純血種とされ、原始犬に近い希少な犬種である。スコットやアムンゼンが極地探検にサモエドを起用し、ヨーロッパで極地踏破の成功が伝えられるとともに脚光を浴びるようになる。スコットがサモエドをイギリスへ連れ帰ると、イギリス人繁殖家による本格的な改良が始まった。純白に輝く被毛と均整の取れたボディは人気を博し、当初は存在した黒やタンといった毛色はふるいにかけられ、ホワイト系が主流となった。
日本において、戦後の混乱期から高度経済成長期にかけて爆発的に流行した日本スピッツは、サモエドにジャーマン・スピッツを交配して、小型化したものであるとする説がある。
特徴 :

極寒下でそりの牽引、トナカイの警護などに重用されてきたことからもわかるように、極寒に耐えるのに適した皮下脂肪と豊富な体毛を備えており、優れた耐寒性と激しい作業に耐えうる強靭な体力・持久力を持つ。また、極地探検では、体格に比して粗食である点が評価された。体高より体長がやや長い体型は筋肉質で骨量に富んでいるが、たいへんコンパクトで、動きは機敏である。体高は48〜60センチメートル、体重は16〜29キログラム。厚い被毛は、よく立った上毛とやわらかく密生した下毛のダブルコートで、耐寒性に優れており、毛色は、純白、白、ビスケット、クリームなどがある。適度の警戒心を有するが、狩猟本能はわずかで、決して攻撃的ではない。性格は非常に社交的で、番犬には適さない。ひとつの民族が過酷な生活環境の中で長期にわたって飼育し続けた結果、人との信頼関係が育まれ、知的で穏やかな性格が形成された。しっかりと立ち上がったやや短い耳、適度な長さの鼻筋、微笑んでいるかのような黒目の顔立ちが魅力的で、愛好家の間では、そのいつも笑っているような口元をサモエドスマイルと呼び、親しまれている。

コーイケルホンディエ特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


 

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より(最終更新 2011年11月18日 (金) 06:24

コーイケルホンディエは、オランダ産の中型犬の一種。俗にコイケルホンド、コイケル等と呼ばれる。
日本ではまだ知名度が低く、ブリーダー自体もまだまだ少ない。
JKCの登録頭数は、1999年に6頭で近年は132頭(2007年)。87頭(2008年)。115頭(2009年)。96頭(2010年)と100頭前後で増えてきている。
歴史 :

16世紀からオランダでカモ猟に使われていた犬。銃が発明される以前のカモ猟では網が用いられていたが、網を打つ前に鳥をおびき寄せるのがこの犬の仕事だった。カモ猟では、ふさふさした尾を茂みの中から見え隠れするように動かし、仕掛けた網や、銃の射程距離内にカモをおびき寄せていた。オランダ王室でも飼われていたという。
第2次世界大戦が終了するまでには殆どが全滅してしまい、一時期は世界で5頭までに減少した。現在では愛好家の努力によって少しずつ増えてはいるが、依然として本国オランダ以外では非常に希少な犬種となっている。現在では、主にペットとして生存している。
特徴 :

体重は約7〜15kg、体高は35〜40cm。
体高と体長がほぼ等しい。
垂れ耳には豊富な飾り毛と垂れ尾を持っている。
被毛は、真直ぐ、或いは軽くウェーブした長めの被毛を持っている。耳や腹、尻、四肢などには飾り毛があり、特に尾には豊富な飾り毛を持っている。
元々猟犬であるため、ボール遊びなど十分な運動を必要とする。
性格は、陽気で気立てが良い。フレンドリーで活発、環境適応性が広く遊び好き。頭もよく、飼い主や家族に忠実である。

ゴールデン・レトリーバー特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より( 最終更新 2012年1月2日 (月) 13:49 )

ゴールデン・レトリバー(ゴールデン・レトリーバーとも、Golden Retriever)は イギリス原産の中型犬。
19世紀中頃に、スコットランドのダッドリー・マーシバンク伯爵(ツイードマス卿)によって改良されたのが起源とされている。元々水鳥猟でハンターが撃ち落とした獲物を陸地に持って返ってくる役目をする犬であり、合図に忠実に従い、俊敏に行動し、湖に生茂る水草の中を遠くまで泳いで鳥を持ちかえる猟犬として、何時間も猟場で活躍する優れた猟犬である。1925年に英国ケネルクラブでゴールデンまたはイエロー・レトリバーという新種として認定された。賢さと忠誠心とを兼ね備えた犬種であり、穏和な性格をしているので、ペットとして広く愛好されている。

ゴールデン・レトリバーは多彩な色合いの毛なみを持つ。
その名の通り、輝く金色の毛なみが美しく、明るいクリーム色から暗い赤金色までの鮮やかな光沢のあるゴールドの多彩な色合いをしており、ボディの前部、胸と腹の下、四肢の後ろ側、尾の下には、より明るめの長い飾り毛があり、その対照的な組み合わせがゴールデンをより一層美しく見せる。年齢と共に顔やボディに白毛が目立ってくるのを別にすると、それ以外の白色の被毛やマホガニーの被毛は認められていない。ダブルコートといい、羽毛のような柔らかくて短いアンダーコート(下毛)と、弾力のある長いトップコート(上毛)の二種類の毛をもっている。アンダーコートは防水性が高く、気温の低い季節でも冷たい水に飛び込み仕事をするのに適している。同時に下着の役目も果たしているため、気温が上昇すると抜け落ち、寒くなると豊富になり体温調整をする。均整のとれた体つきであり、オスは体高60cm前、体重29~34kg、メスは体高55cm前後、体重25~30kg。体長と体高の比率は11:10が理想。頭部は割合に大きく鼻梁も大きく、垂れ耳で、アーモンド形の目をして、知性と温和な性格を表し、典型的なゴールデンの愛らしい表情をしている。
性格 :

「信頼できる性格」「飼い主と共に働くことを喜びとする」犬種で、「賢い、温和、知的、親しげ、確実」などと表現される。
人間に合わせる能力を持っていることで、家族が静かにしているときには静かにして、遊ぶときには一緒に大いにはしゃいで遊ぶ。
主人が願っていることを察知し、いつも主人に気に入られようと努力をする。
常に家族と一緒に行動できることを喜び、孤独を嫌う。
忍耐力が非常に強く、細やかな気配りができて、楽天的。
自信を兼ね備え、信頼できる個性をしている。
しつけやすく、子どもから老人まで誰にでも扱いやすい犬種である。
飼育にあたっての留意点 :

「犬種」とは人間が用途を目的に作り出したものなので犬種それぞれに役目としての機能があり、ゴールデン・レトリバーは「人間と共に仕事をする」ことを目的として作られた犬種の為、戸外につなぎ、餌と水を無造作に与え、散歩に連れ出さず、仲間として認めてもらえず、一人寂しく暮らすのは、この犬種には適合しない。
一般的に、運動不足からの肥満が圧倒的に多いため、成人病が増えており、「走る」「動く」ことを念頭に置いた日課の工夫が要求される。
また、適切な運動をしないでいると、爪が削られる機会がなく伸びすぎるので、定期的に爪を切って長さを整えることが必要となる。爪が伸びたままにしておくと、根元から折れたり、浮き上がった根元に菌が侵入して腫れたりして病気の原因となる。また、狼爪がある場合は、巻き込んで皮膚に傷をつけることになりかねないので、必ず定期的に切るべきである。
幼児期に室内ではしゃいだり、走ったりしていると、股関節の発達に影響が出たり、脱臼のおそれがあるので、室内では静かに、戸外では大いに走り回るようにしつけるべきである。
人気犬種ゆえの乱繁殖で、股関節形成不全やてんかんなどの遺伝性疾患や、本来の穏和な性格を大きく損ねた個体が出ることがある。
ガンはこの犬種の死因の一位になっている特徴的な病で、現在の大きな研究課題となっており、甲状腺機能低下は米国が股関節形成不全症同様に必須チェック項目に指定してからは減少してきている。
ラブラドール・レトリーバーとの共通点 :

(参考)ゴールデン・レトリバーとラブラドール・レトリバーは親戚ではない。 よく似た外観をしているので「短毛種と長毛種の違い」だと間違って理解される場合があるが、ラブラドール・レトリバーは「セント・ジョンズ・レトリーバー」と「ニューファンドランド犬」を交配で生まれた犬である。

元来水中で働いてきた犬種であるため、どちらも水遊びを非常に好む。
明朗かつ温順。大変に人なつっこいため、番犬には向かない。他の犬に対しても友好的な態度をとることが多い。
ジャーマン・シェパード・ドッグ同様、賢く訓練性能が高いため、盲導犬、介助犬、警察犬などのサービスドッグとして働いたり、競技会などでも見られる犬種である。ラブラドール・レトリーバーと1世代交配させ、盲導犬として訓練している訓練所もある。

ケリー・ブルー・テリア特徴

犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。

毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より( 最終更新 2011年12月23日 (金) 00:42 )

ケリー・ブルー・テリア(英:Kerry Blue Terrier)は、アイルランドのケリー州原産のテリア犬種である。アイルランドの正式な国犬としても指定されている。

歴史 :

その生い立ちははっきりとは分かっていない。少なくとも18世紀ごろには犬種として存在し、アイリッシュ・テリアやロズベリー・テリアなどを掛け合わせて作り出されたと考えられている。後にロズベリー・テリアの子孫であるベドリントン・テリアの血も加えられた。
主にネズミやカワウソなどの小動物を地中で倒す地中猟犬として使われていたが、番犬や護畜犬としても働いた。猟犬としてはネズミやカワウソを地中の穴に誘導し、追い詰めて戦い、倒して主人のもとへ持って来る働きをした。番犬や護畜犬としては気を緩めず、不審者には激しく吠えて飛び掛って退散させる役割を担っていた。やや きつく勇猛果敢な性格は、このように作業犬として使われていた時代が長かったことを物語っている。
ショードッグとして原産国で初登場したのは19世紀のことで、美しいブルーのコートが人目を引き、たちまち人気の犬種となっていった。一時はアイルランドで最も人気の高い犬種の一つであったが、その隆盛は長くは続かなかった。気性の激しさ(いわゆるテリア・キャラクター)が特に強かったことなどが不評を買った他、第二次世界大戦が勃発したことによりその数は大幅に減少し、希少化してしまった。戦後は性格面を含めた改良が行われ、少しずつ人気を取り戻しつつある。アイルランドではごく普通の犬種だが、原産国外で飼育されているものはあまり多くない。日本でも少し珍しい犬種であるが、ほぼ毎年国内登録が行なわれている。2007年度の国内登録頭数順位は134位中101位であった。国内にブリーダーも存在し、およそ25万円程度の値段で販売も行なわれている。
特徴 :

全身をカールした羊毛状のコートが覆っている。毛色はその名の通りブルーに限定されるが、生まれたときの仔犬の毛色はブラックで、成長すると徐々にブルーになってゆく。このコートは特有のクリップによってトリミングが施され、口髭(若しくは口髭と眉毛)を長く残し、体全体を少し短めにカットする。瞳の色は琥珀色。耳は半垂れ耳、尾は先の曲がった垂れ尾。脚は長いが、地中でも地上でも害獣を駆除することが出来る、優れた狩猟能力を持つ。体高は雄46〜50cm、雌44〜48cmで、体重は雄15〜18kg、雌はそれよりもやや軽い中型犬。性格はクールでマイペース、短気で喧嘩っ早い。家族に対しては友好的で従順だが、それ以外の人には懐かず、しつけも頑固なため入りにくいが、状況判断力が優れている。警戒心が高いので番犬としても優秀である。テリア犬種であるため特有の気の荒さ、「テリア・キャラクター」を持つが、それと同時に好奇心が旺盛な性質も併せ持つ。このため、主人の知人であるならば、遊びを交えることによって交流を行なうことが出来る。運動量は普通で、かかりやすい病気は癌などがある。